船着場からは客室担当のクラークが、カートで敷地内を案内してくれる。
林の中を進み、ビーチプールビラ12の前で止まった。
このホテルには4タイプのビラがあり、
ヒルトップ、ビーチプール、ロック、ウォーターの順で豪華になる。
最初ビーチプールにしようと思っていたのだが、実際に行った人のブログで、
「ビーチプールは良くない、ヒルトップが良かった」
と書いてあったため、敢えてヒルトップを選んだのだが、事前に記念日の旅行だと伝えていたためビーチプールへアップグレードしてくれていた。
好意を無にするのも、、、と、有り難く受けることにしたのだが、これが大正解だった。
ビーチプールは二階建ての一軒家タイプで、二階にあるリビングと一階にあるバスルームは壁のない半外。
二階からはビーチが望める。
壁にはヤモリがいるのだが、ウーパールーパーみたいでかわいい(こどらは怖がっていたが)。
シャワーはバスルームの隣の庭にあった。
一階のベッドルームだけは壁に囲まれ、クーラーが効いていた。
窓の外にはプライベートプールが、その向こうにはプライベートビーチがあった。
早速着替えてビーチへ。
自分のビラの前が、2人だけのプライベートビーチだ。
浅瀬は短く、すぐに海の色が変わっていて、その下にサンゴ礁が広がっている。
我が家のこどらは晴れ女で、幸い我々は雨に降られなかったが、
この島に来るとき、ボートが対岸を離れてから振り返ると、今まで晴れていたニャチャンの街が黒い雲に覆われていた。
その名残で海の向こうが黒く立ち籠め、雲の隙間から光が差していた。
海から上がり、プールサイドへ。
脇に水瓶があって、足の砂を水で落としてから上がれるようになっている。
ウェルカムフルーツには大きなマンゴーとドラゴンフルーツが、ウェルカムドリンクにはシャンパンが冷やしてあったのだか、それらを部屋から持ち出し、プールでシャンパンを飲んだ。
プールは温水のように温かく、大いにはしゃいでセレブ気分を満喫した。
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