2014夏 北海道旅行記21〜小樽ガラス

2014夏 北海道旅行記

★2014/9/19 朝

朝6時半に起きた。

前の晩は暗くて気付かなかったが、部屋の窓からは運河の向こうに海が見えていた。

本当ならこの日、青の洞窟ツアーだったはずなのに、、、

未練がましく眺めていると、晴れた空の下の穏やかな波が見えて、青の洞窟ツアーに行けるのではないかと思えた。

素人の一見だけではわからないから仕方がないよと慰め合い、諦めて朝風呂に入った。

ふるかわでは、夜と朝とで男女が入れ替わり、二つある風呂の両方が楽しめた。

洞窟状になった寝湯や、風邪に良いという蒸し風呂があって、気持ちが良かった。

湯から上り、ラウンジで寛いでいると雲行きが怪しくなり、あれよあれよという間に大雨が降り始めたのだが、我々がチェックアウトをした9時前には、再び青空が広がっていた。

この日の天気は変わりやすい荒れ模様のようだった。

小樽を出る前にガラス工房へ行ってみることにした。

ホテルの人に場所を聞くと、徒歩で向かうことを勧められた。

チェックアウトした後なのに「駐車場に車を停めたままでいいですよ」と言ってくれて、
「変わりやすい天気なので」と傘まで貸してくれた。

お言葉に甘え、車はそのままに徒歩でガラス工房へ向かった。

透明に眩しく光る朝の陽射しと清々しい風が、朝の散歩に最適だった。

近くには川が流れていて、どぶ川のような茶色に淀んだ水の流れに逆らって、鮭が二匹、川を登っていた。

北一硝子工房と大正硝子を見て、大正硝子でビールグラスを購入した。

手作りの硝子グラスは一つ一つのフォルムが違い、同じものが世界に二つと存在しないところが魅力だ。

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硝子工房を出ると再び夕立のような大雨に見舞われた。

ホテルから借りた傘を差して車へ戻ると雨が止み、傘を返却してから出発した。

小樽市街を過ぎるとカラッと晴れ、気温は18.5度になった。

海岸を通りかかると白い高波が立っていて、これではシーカヤックが沈んでしまうであろうと思え、青の洞窟ツアーのキャンセルをようやく納得した。

HS-OG2.jpg

ここで給油をすると、今回の燃費は10.97km/Lだった。

朝ご飯は洒落たカフェでコーヒーでも飲みながらと思っていたのだが、適当な店が見当たらす、

結局セブンでおにぎりとアメリカンドッグとコーヒーを買って車で食べ、

お昼にニセコの高原レストランでのんびりとランチを楽しもうということになった。

青の洞窟ツアーに参加する予定で車中泊スポットにと目星をつけていた、余市の道の駅に寄ってみた。

街中にあり、トイレの綺麗度はイマイチではあったが、第二駐車場は緑豊かで、静かで、奥まっていて、寝るには良さそうなところだった。

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