2014夏 北海道旅行5〜登別

2014夏 北海道旅行記

味の大王 地獄ラーメン

★2014/9/14 昼 登別温泉

今回予め決めておいた目的地のうちで、最初に訪れたのは登別となった。

ここに来たかった理由は、有名な温泉地であることと、山や湖からもくもくと煙が湧き上がる写真を見て興味をひかれたためだった。

13時過ぎに登別に着くと、町中が仄かな硫黄臭に包まれていた。

お昼には、ガイドブックに如何にも美味しそうなラーメンが載っていたので、食べてみることにした。

店の前に車を停めさせてもらい、中へ入ると混んでいた。

15分くらい待ってテーブル席が空いた。

メニューは豊富だったが、名物らしき地獄ラーメンを頼んだ。

辛さがわからないので取り敢えず二丁目を頼んだら、初めてだし、食べてみてから辛さを追加できるからと一丁目を進められた。

丁目の数字が一つ上がるごとに、ラーメンの値段も50円ずつ上がる仕組みだった。

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出てきたラーメンは真っ赤だった。

辛党の我々には、正直一丁目では全く辛さを感じることは出来なかったが、何より味が抜群に美味しかった。

よくある、辛さだけが売りで味のしないものではなく、コクがあり、うまみのある味噌ラーメンだった。

結局我々、テーブルに備え付けの一味唐辛子を好きなように加えて辛さを追加し、一丁目を美味しく完食した。

一丁目を頼んで自分で調整すれば無料で辛さを足すことが出来るのだから、その方がお得だった。

登別地獄谷

食事の後は地獄谷の駐車場に車を停めて見物に行った。

緑の山の一部が硫黄で禿げ上がり、変色し、地面の至る所から煙が上がっていた。

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秋晴れの、程よく肌寒い気候はとても気持ちが良かった。

道沿いのナナカマドが、赤い実をつけていた。

大湯沼

同じ北海道にある、歩いているすぐ足元が黄色く変色し、もくもくと迫力のある煙を体感できる場所を訪れたことがあるため、まあこんなものかと高を括っていたら、大湯沼に移動してみて驚いた。

大きな湖の湖面から、もくもくと白い煙が上がっているのは圧巻だった。

地獄谷と大湯沼の駐車場は共通券で停められるのが嬉しい。

駐車場の脇の池からも、煙が上がっていた。

大湯沼の脇を歩いて足湯へ向かった。

白濁した川から煙が立ち昇っていて、その川の一角の平らな場所が、天然の足湯になっていた。

観光客で賑わい混み合ってはいたが、川で足湯に浸かることができるのは楽しかった。

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足湯の温度は丁度良く、泉質もなかなか良かったため、近くのホテルのお風呂へ日帰り入浴に立ち寄ったのだが、混みあい過ぎていて乳幼児も多く、寛ぐことは出来なかった。

お風呂からあがると夕方で、体はぽかぽかに温まっていた。

ガイドブックで何となく目について立ち寄った割には、思っていたよりもはるかに登別を堪能することが出来た。

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