8月初めに船舶免許の試験に合格した。
免許証の交付、船をレンタルするためのマリーナの会員手続き、各マリーナごとに初回受けねばならない安全講習などを経て、この日曜日にようやく家族を乗せての初クルージングに漕ぎ着けた。
場所は江ノ島。
天気は曇り、気温は確か20度くらいで、陸にいる時から寒いくらいの陽気だった。
まずは乗船手続きなのだが江ノ島にはマリンハウスはなく、事務所で手続きを済ませた。
川べりに乗り場があって、そこから船に乗り込む。
江ノ島の場合は初回安全講習が1時間だけで、その後の2時間が自由時間だ。
他のマリーナでは3時間の初回講習があり、その講習を受けた後でないと船のレンタルの予約を受け付けてもらえない仕組のところが多い。
1時間の講習の後で、家族を乗せていざ初クルージングへ。
江ノ島は船やヨットやジェットスキーが多く、海岸線近くにはサーフィンなどのマリンスポーツを楽しんでいる人が多いため気を使った。
晴れていればくっきり見える富士山も、上半分が隠れていた。
江ノ島にはたくさんの釣り人が海に釣り糸を垂らしていて、その横を散策している観光客の姿が見えた。
もう一箇所、有名だという茅ヶ崎のえぼし岩まで行ってみると、ここにも沢山の釣り人がいた。
江ノ島の海の上は見所は特にないし、風が冷たく波飛沫がかかるために寒かった。
最初ははしゃいでいた姪っ子たちは、しばらくすると風を避けて重なり合って寝ていた。
大人にとっても1時間を超えた辺りで徐々に飽きてくる。
ここは完全に釣りをする人向きだろう。
ブリなどが釣れるようなので、いずれは海釣りにも挑戦したいと思っている。
とはいえ貴重な経験で楽しかったとみな喜んでくれたので、初クルージングはなかなか良かったと思う。
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