先日、我が家ではとある記念日だったため、少し奮発して伊勢エビとアワビを食べるべく、千葉の勝浦へと向かった。
早めの夜ご飯で予約を入れていて、途中で素彫りのトンネルをめぐってから行くことにした。
千葉の素彫りトンネル
以前から千葉にある素彫りのトンネルについて知ってはいたのだが行った事はなかったため、この機会に見てみることにした。
街道から集落へと抜ける細い道を入ると、林に囲まれた道の奥に目的のトンネルが出てきた。
背の高いディフェンダーで通れるか多少心配ではあったのだが、余裕だった。
明らかに対向車とはすれ違えないが、ここを日常的に通っている人たちはどうしているのだろうか。
トンネルを抜けたところに標識があった。
このトンネルは明治32年に掘られた素掘りのトンネルで、柿木台第一トンネルと言うらしかった。
説明書きの通り、確かにトンネルの形状は将棋の駒のような形をしていた。
こんなに硬い石を掘るにはどれだけの時間がかかったのだろうか。
この辺りは電波がないため方向感覚だけを頼りにして進む必要があった。
Uターンして、先程通り抜けたトンネルをもう一度通り抜けて引き返して次のトンネルへ。
千葉のこの辺りには林道が多く、道すがらには林道の入り口もあったのだが、この道ももはや林道と言っても過言では無かった。
この2つ目の柿木台第二トンネルの先にも林道のような狭い道が続いていたのだが、ここから先は手入れがされていないために道脇の草が伸び放題で、通行するのが困難な道だった。
フロントガラスの視界を遮り、ぶつかってくるほどのはみ出しようだ。
車高の低い車では確実に下を擦ってしまうし、かといってディフェンダーのように車高の高い車の場合には、逆に上から伸びてきた枝に当たってしまう。
ゆっくり慎重に進んだが、天井に若干擦った跡がついてしまった。
そしてようやく3つ目の永昌寺トンネル。
抜けると、いきなり車通りの多い街道に出た。
タイムスリップをしたかのような、独特な雰囲気の場所だった。
なお、Googleマップでも柿木台第二トンネルから永昌寺トンネルまでは車では通れないと認識されているため、車では通らない方が良い道なのかも知れない。
勝浦の「かね八」で伊勢エビ
この日予約していたのは、勝浦にあるかね八と言うお寿司屋さん。
こじんまりとした店内は、ほとんどが予約で埋まっていた。
我々はディナータイムが開始される16時半に予約を入れていたため、1番乗りだった。
地魚にぎりには、アワビと伊勢海老の握りが含まれて3,500円だったか。
伊勢エビの刺身は、今まで食べた中で1番歯ごたえがあって身が引き締まり、甘くおいしかった。
火を通した伊勢海老は甘さが増す。
最後には+ 200円で伊勢エビの頭をお味噌汁にしてくれた。
車だったので飲みはしなかったが、他にもアジのたたきや単品のにぎりなどを追加し、締めて1万2 〜3千円だった。
かなり美味しくて大満足。
絶対にまた行くと思う。
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