実家で買った3台のアルファのうち、最初の1台はアルファ145だった。
右ハンドルの5MT。
コンパクトなハッチバックの車体に2リッターのツインスパークエンジンを乗せた車だ。
元々左ハンドルの車を右ハンドルにしているため若干1速の位置が遠かったのだけれど、
「シュコーン‼️」
という独特の吸気音をさせながら小気味よく走る車だった。
性能やエンジンのフィーリング、サイズ感など、この車の全てが当時の自分にピッタリとフィットしていて、自分の息と車のレスポンスがシンクロするような感覚を味わったのは、これが初めての経験だった。
次に我が家にやって来たのはアルファスパイダー。
145でもともと左ハンドルの車を右ハンドルにすると1速が遠いということを学んだため、スパイダーは左ハンドルの5MTだった。
前のオーナーがタイヤ・ホイールを随分大きなものに変えていて、路面の凹凸によるハンドルの取られ具合が気になる車だった。
そのうちに幌が閉まらなくなって常にオープン状態で乗る羽目になり、、、
駅までの送り迎えやスーパーに行くときにすらオープンだったことは、今となっては楽しい思い出だ。
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