青森から岩手へ
2018年1月4日。
八戸には定刻の午前4時45分に着いた。
この区間のフェリーの乗船時には、同乗者は車から降りて歩いて行かなければならないのだが、
下船の際には車に同乗して一緒に降りることが出来た。
八戸の気温は1度だった。
5時15分を回った頃に、はちのへ温泉に着いた。
フェリーに乗る前に見つけておいた、朝5時から開いている町の共同浴場だ。
駐車場は薄っすらと雪をかぶっていたが、しっとりしていて滑らなかった。
この共同浴場、入浴料は450円。
鉄分の多い茶褐色の塩化物泉掛け流し。
シャンプーなどの備えつけはなく、露天もなかったが、泉質が良く、苫小牧フェリーを利用する際には是非また来たいと思った。
湯から上がると時刻は6時15分。
受付でシャンプーを買って頭を洗い、ゆっくり湯に浸かっていため、意外に長風呂になっていたようだ。
それでも外はまだ暗かった。
八戸ICから八戸道へ。
お腹がすいたため朝定食でも食べたいと思ったのだが、八戸道にはSAやPAはなく、東北道の岩手山SAまで進んだ。
朝が早かったせいか眠かったので仮眠を取り、目が覚めたら9時半になっていた。
食堂で朝定食を食べたのだが、美味しかった。
秋田路
お腹が満たされたところで再出発。
今から向かう銀山温泉には、秋田の湯沢で高速を降りて下道を行くことになる。
岩手は晴天で太陽が眩しく、途中気温が6度の場所まであって暖かったのだが、
秋田に入ると気温は一気に零度へ下がり、雪が降り出した。
景色も如何にも雪国らしいものになり、ようやく雪国に来たという感じがした。
途中、道の駅おがちに立ち寄った。
ここは稲庭うどんが有名な地区で、お土産として切れ端が大きな袋に入って売られていた。
地酒や稲庭うどんをお土産に買い込み、お腹はすいていなかったのだが美味しそうだったから、
稲庭生うどんのぶっかけをお昼ご飯として食べた。
ねぎとおかかが掛かっていて、こんなにシンプルなのに美味しくてびっくり。
我々は香川のうどんより、稲庭うどんの方が好きかもしれない。
この道の駅にはジェラートも売っていたし、レストランもあり、なかなか充実していた。
ここからは13号を南西へ下り、347号線を抜けた。
秋田、山形と、ようやくこの辺りで雪国の風情を存分に感じることが出来た気がした。
冬に北国に来たのであれば、こうでなければ拍子抜けだ。
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