昨日は小宮御柱祭の山出しと里曳きだった。
今の時期は地区の神社毎に別れ、小規模で地域密着型の祭になるそうだ。
それぞれの地元の人が自分の近所を小さな御柱を引いて歩き、高島城に集結するらしい。
朝から生憎の雨、しかも豪雨の中でお祭りが開始されていた。
この祭、雨が降っても槍が降っても決行されるらしい。
こどら父は朝早くから、自分の地区の山出しに出掛けていった。
我々はこどら母と一緒に、こどら母方の実家へ。
こどら伯父が親族を招いてくれて、宴会をしながら沿道を通る御柱を見たり、引いたりすることができると言う。
法被着用が必要のようで、こどら父の法被を借りた。
向かう途中で準備中の御柱が置いてあった。
こどらの両親は引退後に故郷にUターンしたためこどらは東京育ち。
小さな頃に観に行ったことはあるようだが記憶はないらしく、実質我々二人共今年が初めての御柱祭だ。
地元っ子は赤ちゃんの時代から法被を着て祭に参加だ。
地酒の真澄と麗人、ビールに、手作りのご馳走が所狭しと並べられていた。
こどらの叔父叔母、いとこ家族と、総勢30人程の大宴会が、お昼前から夜まで続いた。
郷土料理の鯉の煮付けは、川魚屋さんという川魚を専門に扱う店があり、そこから買うそうだ。
こどら祖母の葬儀でも出てきたのだが、冠婚葬祭などで並ぶご馳走のようだ。
昼過ぎに家の前を御柱が通り過ぎた。
雨が強くなったり弱まったりしていたので、翌日からの旅行を考え、参加はせずに傍で観ることにした。
小規模とはいえ、曳く前には唄と掛け声により息を合わせ、迫力や気迫が伝わってくる。
甲州街道沿いではもう少し大きな御柱を曳くため、観光客も大勢集まるそうだ。
コメント