目的の雷滝へは須坂長野東ICで高速を降り、下道を30分くらい走る。
高山村は前に来た時にも感じたが、村というには違和感のあるくらい栄えて見える。
道端にはリンゴの花が咲いていた。
以前訪れた子安温泉は村の入り口付近にあったようで、通り越して暫く進むと温泉街の入り口が現れた。
山田温泉、松川渓谷温泉、五色温泉、七味温泉という順番で道なりに温泉地が続いている。
新緑の黄緑色も美しいが、秋の紅葉もさぞかし綺麗なことだろう。
道幅は狭いが車量は意外と多い。
松川渓谷温泉手前に雷滝があった。2時過ぎに到着。
車を降りると、勢い良い水音が聞こえてくる。
階段を下ると、滝が見えてきた。
音と水の勢いが大迫力。
滝の裏側に遊歩道があり、裏から見ることが出来る裏見の滝だ。
ここは、こどらの両親が去年の秋に紅葉を見にやってきて、たまたま通りすがりに見つけて良かったと聞いたため、来てみた。
もともと熊本や大分にある裏見の滝を一度見たいと言っていたのだが、こんなに近場にあったとは嬉しい。
熊本、大分の裏見の滝にも、応援がてら、是非今度行ってみたいと思う。
滝の裏は水漏れでかなり服が濡れるため、寒い時期は要注意だが、お勧めの場所だ。
滝見物の後は、少し先にある、松川渓谷温泉滝の湯へ。
入浴料500円の野趣溢れる温泉だ。
無色透明、無臭だが、湯の花が浮いている。
女湯は内風呂が、二つあり、ぬる湯とあつ湯。
男湯は内風呂と渓谷を眺めながら入ることのできる露天。
この露天は混浴で、女性はバスタオル着用になっている。
長野の温泉本に美肌とか化粧水の湯と書いてあり、ナトリウム塩化物泉で柔らかな湯ではあったものの、若干カサつく印象だった。
こどら父によると、地形的にも草津と似たような湯ではないか、とのこと。
言われてみると確かにその方がしっくりくる。
さっぱりと気持ちの良い湯で、ここもお勧めだ。
駐車場には野生の太ったタヌキがいた。噛み付くので手を出してはいけないそうだ。
お湯を出ると3時半で、夕飯の時間があったから、その先には進まずに帰路についた。
次回は夏に来て、五色温泉や七味温泉にも行ってみたい。
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