2021年末:雪の青森旅2. 雪の旅路のハプニング

2021年末東北の旅

雪の朝

2021.12.28 朝5時起床

明るさやトラックの音は気にならなかったが、酸ヶ湯までの長い道のりが気になって早くに目が覚めてしまった。

気温は変わらず氷点下4℃。

雪は止んでいて、屋根やボンネットには雪が積もっていた。

身支度を整えてSAへ入ってみて、国見IC〜白石ICまでが通行止めになっていて、今いる国見SAが通行止め区間のど真ん中にいることを知った。

出ていくトラックが数台いたので、通行止めとはいえ出て行くことはできるようだ。

先を急ぐため、まずは綺麗になったSAで朝ごはんを食べることにした。

朝定食もあったのだが、写真では揚げ物がついていたのでやめて、喜多方ラーメン定食と貝汁定食にした。

時間帯と通行止めのせいで、SAのフードコートは貸切状態だった。

食事を終えて外へ出ると、大きな除雪車と5、6人の作業員の方々が除雪作業を始めていて、雪が再び降り始めていた。

通行止め区間を走ったのはこれが初めてだったが、除雪されていない新雪が積もっている道はそれほど滑らないし、誰もいなくて快適に走ることができた。

雪は夜が明ける頃には止んでいて、途中のPAでディフェンダーに氷柱が出来ていることに気がついた。

通行止め

大和ICから先が吹雪による通行止めになっていた。

吹雪の様子はなく視界も良好に見えたが、高速を降りる車で渋滞していた。

仕方がないので下道を4号に出て北上することにしたが渋滞でなかなか車が進まない。

この辺りの積雪は15cmくらいだろうか。

天気は吹雪どころか晴れている。。。と思ったのだが、暫くすると吹雪いてきた。

街道はずっと渋滞していたが、東北道は築館まで通行止めだったので、かなり長いこと下道を進まねばならなかった。

長者原手前ですっかり晴れた。

気になって交通情報を見てみると、いつの間にやら通行止めも解除になっていた。

長者原SAがスマートインターチェンジになっているためそこから入ったのだが、、、

高速を降りてから実に2時間半が経っていた。

本来であれば20分で通り抜ける距離を思わぬところで驚きの時間をロスしたことになったが、雪路の旅ではこういうことも想定内。

時間と気持ちに余裕を持って旅しなければならないということだ。

東北道に戻ってからも雪景色は続いたが雪の量が減り、岩手に入っても積雪10cm程。

その後は晴れたり、吹雪いたりの繰り返しだった。

通行止め再び

黒石で高速を降りて国道394の山道をいく。

風が雪を舞い上げ、所々でちょっとしたホワイトアウト状態になって視界が悪かった。

あと7分で酸ヶ湯に到着、、、というところで、再びの通行止め。

この時期は夜間のみ通行止めの筈で、看板にもそう書いてあるのだが開いていないのだから仕方がない。

酸ヶ湯に電話で確認すると、青森から103号で向かう道も夜間は通行止めだが、その道であれば昼間は確実に通行できるようだった。

しかし既に時刻は14時。

女性専用風呂の日帰り入浴の受付時間は16時半。

雪道の渋滞や迂回でどこで時間を取られるかわからないし、間に合ったところで昼間でも道脇のポールがなければどこが道なのかわからないような視界の中を、暗くなってから通るのも気乗りしない。

翌朝青森から出直すことにして、とりあえず黒石に引き返した。

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