ステイホーム明けのシンガポールをレンタカーで一周 1

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レンタカーを引き取りに

2020年6月20日土曜日 朝8時半

シンガポールの自宅を出て、前日に予約しておいたレンタカーを取りに向かった。

この日は朝から雨。

前日の金曜日にようやく新型コロナの外出制限が解かれ、これが初めての土日だというのに生憎の天気だった。

外に出ると丁度雨が止んでいて、

熱帯の蒸し暑い中で歩くのは嫌だから、涼しくてちょうど良かった。

MRTと呼ばれる地下鉄を乗り継ぎ、シンガポールの東側にあるレンタカー屋まで1時間の距離だ。

土曜日の朝早い時間帯で、雨だったこともあり、MRTの車内は空いていた。

サーキットブレーカー期間が終わり、ステイホームが明けても、新型コロナの脅威が払拭されたわけではない。

外出にはマスク着用が必須。

人との適切な距離を保ち、密を避けるセーフディスダンシングがニューノーマルと呼ばれ、

街にはスーパーやMRTのホームにも、ハンドサニタイザーが置かれている。

シンガポールのMRTは自動運転で、本数も多く、定時制も保たれている。

我々の住む西側の住宅地エリアは人が多いが、シンガポールの真ん中あたりの中心地に来るといつも空いている。

チャイナタウンからダウンタウンラインに乗り換えて、UBIという駅で降りた。

まずはプリペイドカードにチャージした。

シンガポールでは、高速やすべての有料の駐車場がETC方式になっていて、MRTのプリペイドカードであるEZ-linkカードでもERPマークがついていれば使うことができるからだ。

現在は新型コロナのサーキットブレーカーに伴い、高速道路の料金が無料になっているし、レンタカーもよくわからないがどうやらディスカウント料金になっているようで、タイミングとしてはレンタカードライブに丁度良い時期だった。

シンガポールでレンタカーを借りる方法は下記↓

シンガポールでレンタカーを借りる方法 | こどら草子
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今回借りたのは、日本には入ってきていない、アウディのA3コンバーチブル。

我が家のボロさんことvolvo c70と同じ、黒い幌に白いボディの4シーターオープンだった。


↑我が家のボロ

うちのボロは元はクーペだが、このアウディの元はハッチバックで、一回り小さい。

個人的にはあまりこういう小さな車は好きではないのだが、

予算の関係もあり、今回はこれにした。

次回はマセラティを借りたいと狙っている。

レンタカーでシンガポールドライブ開始

10時半過ぎ、すっかり雨の降り出したシンガポールの街を、レンタカーで走り始めた。

シンガポールは小さな国で、東京の23区ほどの広さだ。

せっかくなので、1周してみることに決めていた。

まずは東側の空港の上にある、ビーチ沿いの公園、チャンギビーチパークへ向かう。

駐車場に車を停め、傘をさして公園へ。

普段ならすぐ頭上を飛行機が飛ぶらしいのだが、今はこのご時世なので残念ながらそれは見られなかった。

自転車の白人さんが多く、7人ほどで連れ立ってサイクリングしていたが、あれはいいのだろうか。

(現在シンガポールは集まりが許可されているのは5人以下)

雨のため景色もイマイチで、我々のテンションもイマイチ上がらない。

雨の中釣りをしている人の姿を尻目に退散することにした。

チャンギビレッジホーカーセンター

時刻は11時過ぎだったが、2人ともお腹が空いていたため、近くにあるチャンギビレッジホーカーセンターへ行ってみた。

目の前にある駐車場に車をとめると、雨はいつの間にやら止んでいた。

ホーカーセンターというのは屋台村のこと。

周りにも沢山の店が並んでいたし、ホーカー自体も沢山の人で賑わっていたが、もしかするといつもの人出にはまだ戻っていないのかもしれない。

テーブルは人と安全な距離を取って座るようになっていたし、食事をしている人以外は皆がマスクをつけているため安心感はある。

ここは綺麗なホーカーで、シンガポールの屋台には定期的に検査が入って清潔度を示すランク付けがされるのだが、一番良いAの店が多かった。

この屋台でポークカレーを買ったのだが、味も美味しかった。

日本のカレーともインドやタイのカレーとも違い、優しいほんのりとしたカレー風味なのだが、また食べに行きたい味だ。

他にも別の屋台で焼きビーフンを買ったのだが、これまた美味しく、ここのホーカーはなかなかレベルが高いのではないかという気がした。

食後には、こどら待望のビニールパックに入ったシンガポール名物のコピと呼ばれるローカルコーヒーを買った。

ホットコーヒーがビニール袋に入れられていて、ストローで飲むのが斬新だ。

甘くないコンデンスミルが入っているようなのだが、このコーヒーもとても美味しかった。

ここまでのルートは下記。

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