パリで短いトランジット時間を過ごした後、さらに11時間。
日本から24時間以上掛かって、ようやくブラジルに到着する。
ブラジルは言わずと知れた日本の真裏に位置する国で、地球上で日本から一番遠い国だ。
こんな遠い異国の地に明治の時代から多くの日系人が移住しているのだから凄いことだ。
地球の裏側の季節は真逆で、そろそろ夏だというのに天気が悪くて肌寒かった。
今回訪れたのはリオデジャネイロ。
コルコバードの丘の上には両腕を真横に広げた有名なキリスト像が立っている。
この日は雲の中から出迎えてくれた。
ブラジルと言えば食事は肉に尽きると言っても過言ではないだろう。
以前この街に住んでいた頃にも頻繁に食べていた、ピッカーニャという肉料理を食べに行った。
塩味の付いた牛肉を鉄板の上で焼いただけのものなのだが、これがビールとよく合う。
懐かしの味に、思わず「これこれ!」と言いながら堪能した。
写真は2~3人前で、この時は3人で食べたのだが、見た目よりは割とさっぱりしているし、この量を一人でペロッと平らげることもあった。
ブラジルの公用語はポルトガル語。
結局2年以上滞在し、本当はポルトガル語が出来る方が仕事も日常も良いに越したことはないのだが、
仕事では英語も通じるため、ポルトガル語は殆ど覚えることはなかった。
数字はいくつか言えるのだが、それがどの数字を指すのかよくわからなくて、3人で飲みに行って人数分のビールを頼みたかったのだが、注文したら倍の数のビールがきて驚いたことがあったくらいだ。
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