真夜中の台風被害から遡ること2日前の2019年9月7日。
諏訪湖で開催された全国新作花火大会に行ってきた。
諏訪湖は8月15日に行われる湖上花火大会で有名だが、毎年9月の第一土曜日に新作花火大会がある。
8月の本番は大混雑で、
頭上に大きな花火が上がるのを見上げ、そのまま降ってくるような視覚に訴える大迫力と、お腹にドーンと響く音が特徴だ。
湖上に半円で広がる花火の上に円形の花火が上がり、水面から頭上まで、夜空を埋め尽くすスターマインと呼ばれる花火の迫力も凄い。
今回の新作花火大会は、全国から集まる25人の花火師が、テーマを決めてそのテーマを花火で表現する。
音楽に合わせ、予め指定された数の花火を上げ、その芸術性を競うものだった。
だから迫力というよりは変わった花火を見ることが出来て、
中でも一番変わっていたのは、黄泉の国に咲く花を表現した花火で、合わせた音楽はなんとお経だった。
競技花火の合間には、大迫力のスターマインが上がり、通常の花火の迫力も楽しめるようになっていた。
最後は諏訪湖名物の湖上大スターマインで大会は締めくくられた。
大迫力の連発に大興奮し、祭りの活気溢れる8月の花火大会もいいが、
趣向が凝らされ、比較的人も少なく、ゆったりと落ち着いて堪能出来る新作花火大会もまた良かった。
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