ディフェンダーを迎えに
北海道旅行から戻ってきた翌日の2018年9月23日。
朝、起き抜けに北海道旅行の片付けを済ませ、一泊分の車中泊の支度を玄関先に置いて、預けておいたディフェンダーの引き取りで、午後の1時に習志野のミッドランドに着くように家を出た。
乗り込むとやはりの安心感があり、二人で顔を見合わせながら、
「やっぱ これだよね~」
と声を揃えた。
早速引き取って高速に飛び乗り、自宅へトンボ帰り。
走り出すと多少の違和感はあり、金属が擦れるような音がするが、最初はこんなものだろうか。
この日はお彼岸で、街道が車で混んでいた。
途中で昼食のために若干の寄り道はしたものの、ようやく家に辿り着いた頃には15時を過ぎていた。
出がけに玄関先に用意していた1泊分の荷物を急いでディフェンダーの車内に積み込む。
なぜか左後ろのハブキャップが飛んでしまっていたのだが、ミッドランドに連絡すると、すぐに新品を送ってくれるという。
前々からマンテックのスペアタイヤキャリアがものすごい音を立てて軋んでいたのだが、知らぬ間に油を注して直してくれていたようで、スムーズに開閉出来るようになっていた。
こういうところにプロ意識を感じた。
三島の沼津魚がし鮨 流れ鮨を食べに
準備を整え、15時半に再び出発。
北海道旅行の帰路の車中から、ずっとどこに行こうか考えていた。
まだ1泊2日あるし、やっぱりディフェンダーで車中泊がしたいよね、
というのは、迷いのない一致した意見だったのだが、行き先が思いつかなかった。
時間的には関東か、山梨、静岡くらいまでしか行けないが、海の幸と温泉の両方を楽しみたかったからだ。
海の幸を堪能するなら伊豆なのだが、伊豆の温泉は高い割に単純泉が主だ。
温泉で選ぶなら日光か群馬になるが、こちらには生憎 海の幸がない。
紅葉が始まっているなら海の幸がなくとも日光という手もあるのだが、、、
迷った末に、海の幸を優先することにして伊豆へ向かった。
またしてもお彼岸によって街が混み合い、いつもの倍の時間がかかってようやく高速に乗った。
小田厚道を降りて箱根新道抜け、三島へ向かうも、これまた大渋滞だった。
ようやく流れ出したのは箱根峠からだった。
伊豆の夕焼けもやはり黄色くて、北海道の紅さとは全く違っていた。
街中も渋滞が続いていたが、Googleマップのナビが渋滞回避の裏道を教えてくれて、18時15分くらいに、たまに行く三島の流れ鮨に到着した。
案の定、予想を裏切らない大行列が出来ていたが、40分待って席に座ることが出来た。
店内は繁盛していて、注文したお寿司が出てくるまでにも少し待った。
頼んだのは、地魚盛り、キンメ、芽ネギ、活シメ生サバ、生シラス、生ウニ、数の子、ツブ貝、活あじ、シマアジ、炙り生タコ 、真鯛。
やっぱりここ、絶対に美味しいと思う。
地物はもちろんのこと、北海道産のホタテだってウニだって、なかなか美味しい。
大満足して店を後にした時にも、まだ並んでいる人がいた。
富士山を回る
さて、問題はこの後の温泉と、寝る場所だ。
既に時間も遅いため、夜は我慢して、朝に観音温泉にでも立ち寄って帰るか、、、
迷った末に、夜は天然温泉のスーパー銭湯に行き、富士山を回って早めに家に戻ることにした。
いつもなら日帰りで来るようなルートだし、何ならこのまま自宅にだって戻れるくらいなのだが、
我々はどうしても、久しぶりの車中泊がしたかったのだ。
この晩の気温は22.3度で、車内はエンジンで温まっているから、大丈夫だとは思うがなるべく気温の低い場所で寝たかった。
結局、気温18度の朝霧高原で寝ることにしたのだが、肌寒く、駐車場は車中泊客で混み合っていた。
翌朝はシルバーウィーク最終日の9月24日月曜日。
朝6時に起床すると、既に朝陽が登っていた。
心配した暑さは全く問題なかった。
最初は少し暑いような気もしたのだが、途中から寒くなり、羽布団を持ってきていたいて丁度よかった。
やはりディフェさんの中は安心感が違う。
ぐっすりと眠れた。
雲は多いが富士山が綺麗に輝いていた。
空気は爽やかで深く息を吸った。
7時前に帰路に就いた。
青木ヶ原樹海を抜けるまでは、その名の通り朝霧に包まれていた。
早朝ドライブはやはりテンションが上がる。
やっぱり旅のお供はディフェンダーだ。
山中湖畔に椅子を出して朝食を食べてから、道志を通って午前中の早い時間に自宅に帰り着いた。
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