9月20日水曜日の午後は別府の地獄巡り。
先程までパラパラと降ったり止んだりしていた雨は上がり、晴れてきた。
この旅で心配していたのは暑さだったが、夜中は逆に寒いくらいだし、
昼間は夏の名残りの陽射しが熱いのだが、秋の風で空気が冷やされ丁度気持ちの良い気候だった。
海鮮いづつの店内に置いてあったガイドブックに従って、我々の地獄巡りは海地獄からスタートした。
地獄と呼ばれているのは実は他にもあるのだが、正式(?)には7つとのこと。
- 車で回る場合は、海地獄と坊主地獄を周り
- 車を移動させてかまど、鬼山、白池を周り
- 更に車で血の池に行って龍巻も見る
というのが推奨らしい。
海地獄と坊主地獄は隣接していて、海地獄の駐車場の方が広かったのだが、坊主地獄の駐車場の方が空いていた。
値段は1箇所400円、7つ回る場合は2000円。
せっかくなので7つ回ることにした。
海地獄は綺麗なエメラルドグリーンの地獄だった。
ここの売店では温泉で蒸した卵とプリンが食べられる。
我々はお昼を食べたばかりでお腹が一杯だったから、今回はパス。
お土産屋さんには地獄Tシャツが売っていた。
赤ちゃん用があれば姪っ子に着せたかったが、大人用しか見当たらなかった。
敷地内にあるトイレの前にも、名前はわからないが別の地獄が煙を上げていた。
足湯もあったのだが、中国人の団体客で埋め尽くされていたためスペースがなく、
続いて隣にある坊主地獄へ。
こちらは泥の中が円形にふつふつと沸いていて、まさに地獄。
なかなか迫力があった。
ここにも足湯があり、全体的に人が少なくゆっくり出来た。
次の3箇所へは歩いてもすぐなので、車は停めたまま徒歩で向かった。
かまど地獄はアジア人観光客でごった返していた。
ここには小さな地獄が点在していた。
更には売店の前に足湯があったり、
飲用、手足湯、喉用のスチームなど、見所満載だった。
次は鬼山地獄。
敷地も地獄も小さいが、見所はワニのようだ。
次の地獄は白池地獄。
こちらも敷地と地獄は小さく、見所は熱帯魚。
熱帯魚といっても鑑賞用の綺麗な魚ではなく、ピラニアや、コロソマ、カイヤンフィッシュ、ピラルクといったアマゾンの魚だ。
海地獄の駐車場に戻り、血の池地獄へ移動する。
残りの2箇所は離れた場所にあり、車で10分くらいかかった。
出口を出る際には扉に鬼の絵が描かれていて
「またしばらくしたら会おう(=つまり地獄で会おう)」
みたいな吹き出しまでついていて、なかなかシャレもきいている。
最後の地獄は龍巻地獄。
血の池地獄の隣にあるため、車はそのまま歩いて行った。
この地獄というのは間欠泉のことで、10分に一度吹き出す。
別府の地獄を全て周り終わるまでに2時間弱かかった。
地獄巡りに我流ランキングをつけるなら、下記だろうか。
1位 坊主地獄
2位 かまど地獄
3位 海地獄
4位 血の池地獄
5位 竜巻地獄
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