2017年の七夕:見えなかった天の川と富士急ハイランド

ショートトリップ集

天の川を見に水が塚へ

昨日は七夕。

家で夕食を済ませてから10時半に出て、天の川を見に水が塚へ。

アイスコーヒーで眠気を覚ましながら東名を御殿場まで。

目的の水が塚には12時半についた。

月も明るく、街灯もある。

星の数は東京の空よりほんの少し増えた程度。

これでは天の川なんて到底見えるはずもない。

月が綺麗だったので、諦めて月見酒と洒落込む。

杉の香が清々しい。

半袖だと寒かった。

他にも同じように星を見に来た人がいて、空を見上げていた。

富士山の中腹には登山客の作る光が灯っていた。

水が塚の朝

明け方目を覚ますと、太陽の光が朱から白へ移り変わるところだった。

寒さは落ち着いていて、鶯がホーホー鳴き始めていた。

暫くすると ホーホケキョ と鳴いたため、朝の練習だったのかもしれない。

再び眠りにおちたのだが、数時間後、今度はサウナのような暑さによって目が覚めた。

午前7時。

ツクツクボウシがけたたましく鳴き、陽射しが刺すような真夏日になっていた。

外は涼しかったので、身支度を整え、車の脇に椅子を出した。

風が涼しくていい。

しばしボーッとしながら眠気を覚ます。

河口湖にpHの高い温泉をみつけたので朝風呂に向かうことにした。

8時前に出発。

御殿場へ降りる道は緑が爽やかで風が清々しい。

下るにつれて風が暖かくなり、御殿場の気温は26度もあった。

朝風呂は河口湖温泉で

朝ごはんはコンビニで買い込み、山中湖畔で食べた。

陽射しが強く日陰がないから車の中で。

食後、再び車を走らせる。

河口湖の温泉は、開運の湯。

入浴料1人1000円だが、施設とお湯を考えると観光地価格だろう。

伊豆や箱根、富士山付近は価格が高いのが難点。

関東甲信越なら、群馬、栃木、岐阜、長野が お勧めの温泉県だと思う。

それにしても外国人が増えた。

昔は外国人がいるだけで珍しくてジロジロ見てしまったものだったが、それがだんだん日常の光景となり、今ではすっかり、観光地は外国人だらけだ。

富士急ハイランドへ

温泉から出てくるなりこどらが言った。

「良いこと思いついた!富士急ハイランド行こう!」

通るたびにいつか行きたいねと話してはいたがなかなか行けていなかった場所だ。

実は頭に浮かんだものの、暑いしなぁ、と打ち消したばかりだった。

ここから直ぐだ。
時刻も10時半前。

どうする?行っちゃう?

2人とも中学生以来、ちゃんとしたジェットコースターに乗っていなかったから、久しぶりに乗って帰ることにした。

駐車場は1500円。

ついた頃はまだ混んでいなくて隅に停めたが、直ぐに満車になりそうだ。

入場料は1人1500円。
フリーパスにはしなかった。

チケットを買うにも並んだが、目当てのジェットコースター フジヤマは1時間半待ちだという。

陽射しはすっかり真夏で、気温は29度。

風が爽やかで日陰になっていたから、待ち時間はさほど辛くはなかった。

結局一時間で番が回ってきた。

1人1000円払って中へ。

四半世紀ぶりだ。

最近はメガネを外さなければ乗れないらしい。

昔は気づかなかったが、乗り物にもよるが60過ぎたら年齢制限に引っかかる。

こどらは最初に落ちるところで早くも無理と後悔したそうだ。

落ちるたびに 無理~‼️ と叫んでいた。

昔よりスリルが格段にパワーアップしているのは間違えない。

ええじゃないか は足場がなく、90度に落ちるのだが、途中で座席が回転して頭から真下に落下する。

その後も座席が回転しながら振り回されるため、
レベル違いに怖そうだ。

凄く楽しそうで乗りたかったのだが、こどらは絶対に無理だという。

「フジヤマでも無理な怖さだったもん。こっちはさぁ、もう、バカなんじゃないかと思う。」

あまりに強固に拒むから仕方なく諦めた。

高飛車は100度くらいの角度で落ちるから、地面を見ながら落下することになるのだろう。

こちらにも残念ながら乗れなかった。

絶叫系はもうお腹いっぱいだそうだ。

クールジャッパーンは水しぶきがすごい。

ただ落ちてびしょ濡れになるだけだったからやめておいた。

迷った末に ナガシマスカ に乗った。

こちらも1時間20分待ちのところ、一時間弱で乗ることが出来た。

こちらもびしょ濡れになるが、笑いながら落ちるレベルで楽しかった。

お昼時間を過ぎていたからフードコートへ行ったが長蛇の列。

レストランは料理が出てくるまで1時間待ちだという。

結局売店でB級グルメを食べたが、美味しかった。

食後にピザーラの円盤に乗った。

くるくる回りながら大きく左右に揺れる。

昔でいう船の形をして左右に揺れていたアトラクションのアップデート版。

このくらいの怖さが昔の絶叫マシーンの怖さで丁度良い、とこどら。

結局3時過ぎまで遊んで帰路についたが、思いの外満喫出来た。

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