朝は6時半に朝食バイキング。
和食も洋食も充実していて、黒作りやホタルイカの沖漬けなども置いてあった。
富山が全体的に良いのか、ここが良いのかわからないが、かなりおすすめのビジネスホテルだ。
天気は晴れ、ヒートテックに厚手のシャツでちょうど良い気候だった。
ここで一旦こどら父と別れ、我々はこどら母と一緒に電車に乗る。
アルペンルートを扇沢まで行く切符は、当日駅でしか買えないようだ。
一人片道9,800円だった。
富山から立山までは二階建ての富山地方電鉄の急行に乗った。
8時44分発。
2号車は指定席で、電話で二階席を予約していたのだが、座席の指定は出発30分前からしか出来なかった。
予約番号が1番と言われて驚いたが、連休を外した平日だったこともありガラガラで、問題なく希望の席に座ることが出来た。
立山まではのんびりと民家が立ち並ぶ街中をゆく。
一瞬だけ民家が途切れ、田園風景が広がった。
駅はどこもレトロだ。
駅舎だけ見ると、まるで田んぼの真ん中にポツンと佇んでいそうな風情があるのだが、
実際には所謂田舎ではなく、銀行もあったり、普通の街が広がっていて人口も多そうだ。
立山到着の直前には、鉄橋を渡った。
50分程で立山駅に着き、ここからはケーブルカーに乗り換える。
この辺りから一気に人が増えた。
ケーブルカーに乗り換えた途端に、非日常の観光地に様変わりだ。
改札口に並んでいる時に、駅員さんにたどたどしい英語で話しかけられ、
違和感を感じながらも日本語で答えたのだが、すぐに事情がわかって納得した。
ここにいる人の9割が外国人観光客だったのだ。
中国、インド、タイ、韓国に、欧米系の観光客がチラホラ。
ケーブルカーを降りると、今度はバスに乗り換え、雪の大谷へ向かった。
バスに乗っている時間も50分程。
寒くなり、上着を一枚羽織った。
外には雪が積もっていた。
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