日曜日は朝8時に自宅を出て、小田原さかなセンターへ行ってみた。
空気は冷たいが陽射しはすでに春のそれ。
気温に反して日向はポカポカ、車の中もヌクヌクだ。
道の駅ガイドを買ったらここが紹介されていて、新鮮魚介をその場でBBQ出来るというから来てみた。
道の駅のような広い場所を想像していたのだが、予想に反して駐車場はなく、敷地もこじんまりとしていた。
奥に魚市場があり、その駐車場に車を停めた。
BBQといっても、店舗内のウッドデッキに備え付けられた椅子とテーブルの上にコンロがある。
狭いビアガーデンみたいな印象だ。
BBQ用の食材は冷凍だった。
これなら我が家でやっても変わらないのでは???
ということになった。
奥にある魚屋さんで魚介を購入して焼くことも出来るから、ここでBBQをするならその方が良さそうだ。(お値段はそこそこした。)
我々は食堂で地魚を食べることにした。
どうせ入るなら、先ほど行列が出来ていて気になっていた、さかな市場の食堂へ行こうということになった。
10時開店なのだが、10時20分時点で既に行列が出来ていたのだ。
我々が市場へ戻ると、まだ10時半過ぎなのに、引き続き行列が出来ていた。
20分から30分待ちのようだ。
行列には訳があるはず。
せっかくだから並んでみよう。
メニューを見ながら店の外に並び、食堂内に入ると食券を購入する。
お店の人に渡し、料理が出来たら番号札で呼ばれる。
店構えは昭和初期の大衆食堂といった趣き。
食券を渡してから空いた席を確保するのだが、ここからは順番は関係なくなるから、グイグイ席を取りにいかないと座れない。
勿論相席。
荷物を置く場所などない。
我々は先に料理が出来てしまい、お盆を持ちながら立って待つ羽目に、、、
程なくして席が空いたため、ようやく座れた。
メニューは特上刺身定食1600円と、金目の煮付け定食1100円。
量からすると東京で食べる定食に比べて高い気がするから、行列の理由は安さやお得感ではなさそうだ。
では一口。
さぞかし新鮮で美味しい、、、あれ???至って普通、、、、、、⁉︎
鮮度がいいのは間違えないだろうから、だとすると切っておいて皿に盛り、予め用意してあったに違いない、と思えた。
煮魚は脂が逃げてパサパサになっていて、これも纏めて煮込んで何度も温め直したに違いない、と思えた。
勿論これは我々の個人的感想と想像に過ぎない。
あれだけ行列しているのだから、我々が気付けなかった理由があるのかもしれない。
市場とさかなセンター以外にも食堂が数軒あったのだが、牡蠣は岩手産、生シラスは湘南直送、マグロも産地直送だった。
うーむ、、、小田原、、、
そうか、鯵を食べないといけなかったのかもしれない。
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