小田原さかなセンター

ボルボC70

日曜日は朝8時に自宅を出て、小田原さかなセンターへ行ってみた。

空気は冷たいが陽射しはすでに春のそれ。
気温に反して日向はポカポカ、車の中もヌクヌクだ。

道の駅ガイドを買ったらここが紹介されていて、新鮮魚介をその場でBBQ出来るというから来てみた。

道の駅のような広い場所を想像していたのだが、予想に反して駐車場はなく、敷地もこじんまりとしていた。

奥に魚市場があり、その駐車場に車を停めた。

BBQといっても、店舗内のウッドデッキに備え付けられた椅子とテーブルの上にコンロがある。

狭いビアガーデンみたいな印象だ。

BBQ用の食材は冷凍だった。

これなら我が家でやっても変わらないのでは???
ということになった。

奥にある魚屋さんで魚介を購入して焼くことも出来るから、ここでBBQをするならその方が良さそうだ。(お値段はそこそこした。)

我々は食堂で地魚を食べることにした。

どうせ入るなら、先ほど行列が出来ていて気になっていた、さかな市場の食堂へ行こうということになった。

10時開店なのだが、10時20分時点で既に行列が出来ていたのだ。

我々が市場へ戻ると、まだ10時半過ぎなのに、引き続き行列が出来ていた。
20分から30分待ちのようだ。

行列には訳があるはず。
せっかくだから並んでみよう。

メニューを見ながら店の外に並び、食堂内に入ると食券を購入する。

お店の人に渡し、料理が出来たら番号札で呼ばれる。

店構えは昭和初期の大衆食堂といった趣き。

食券を渡してから空いた席を確保するのだが、ここからは順番は関係なくなるから、グイグイ席を取りにいかないと座れない。

勿論相席。
荷物を置く場所などない。

我々は先に料理が出来てしまい、お盆を持ちながら立って待つ羽目に、、、

程なくして席が空いたため、ようやく座れた。

メニューは特上刺身定食1600円と、金目の煮付け定食1100円。

量からすると東京で食べる定食に比べて高い気がするから、行列の理由は安さやお得感ではなさそうだ。

では一口。
さぞかし新鮮で美味しい、、、あれ???至って普通、、、、、、⁉︎

鮮度がいいのは間違えないだろうから、だとすると切っておいて皿に盛り、予め用意してあったに違いない、と思えた。

煮魚は脂が逃げてパサパサになっていて、これも纏めて煮込んで何度も温め直したに違いない、と思えた。

勿論これは我々の個人的感想と想像に過ぎない。

あれだけ行列しているのだから、我々が気付けなかった理由があるのかもしれない。

市場とさかなセンター以外にも食堂が数軒あったのだが、牡蠣は岩手産、生シラスは湘南直送、マグロも産地直送だった。

うーむ、、、小田原、、、

そうか、鯵を食べないといけなかったのかもしれない。

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