2016春のはじめの熊野古道4 日本三美人の湯 龍神温泉

2016熊野古道の旅

高野山をさっと見学したあとは、後ろ髪を引かれながらも先を急ぐ。

龍神スカイラインへ。

箱根スカイラインやビーナスラインのような開放的な道を想像していたらイメージが違ったが、絶景ではないものの、気持ちの良い道ではあった。

ごまさんスカイタワーで休憩をした。

山の上方の木の枝が凍り、白く縁取られていた。

この道、今日は何故だかやけにロードスターに遭う。

確かにロードスターなどの小型のスポーツカーで走るにはとても気持ちの良さそうな道だから、有名なのだろうか。

ただ、風もあって結構寒い。展望台には行かずに通り過ぎた。

日高川は澄んでいて、緑に見えた。

古い吊り橋があったので渡ってみた。

すぐ先にある、こじんまりとした小さな集落に入るとそこが昔ながらの温泉街で、日本三美人の湯、龍神温泉だ。

前日に地図上で日本三美人の湯という文字をみつけてこのルートを選び、立ち寄ることにした。

一番奥にある日帰り温泉施設、元湯へ。

アルカリ性炭酸水素塩泉の掛け流しで、入浴料700円。

ヌルヌル温泉好きで色々な場所へ行ったが、施設なども考慮すると総合でトップクラスの温泉だった。

この日は晴れていて、川沿いという立地も手伝って、気持ちが良かった。

湯は無色透明の無臭で、美人の湯という名前通り、肌がすべすべになり、感触も柔らかかった。

温泉を出て再び車を走らせると、またロードスターを沢山見かけた。

日高川沿いの371号を南下すると、桜の開花宣言はまだなのに、山桜なのか、あちこちで桜が咲き誇っていた。

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