登別着は9時頃だった。
もしやと思ったというべきか、やはりというべきか、ここも9割がアジア人観光客で占められていた。
外国人環境客が増えるのは良いことなのだろうが、自分の国に居て、周りがほぼ外国人観光客という状況は悲しくなるし、
都会の喧騒を離れて旅に出ているのに、団体客で混み合う場所で人疲れするのは落ち着かないものだ。
足湯へは車両通行止めで、雪の散策路を1.7km歩いていった。
湯気は上がっているがぬるく、葉が腐ったような匂いがしていた。
風が吹くと地面の雪が舞って凍えるほど寒いが、風がなければ暖かく感じる。
澄んだ冷たい空気は心地よい。
我が家のこどらはほっぺたを真っ赤に染めていた。
いつもなのかはわからないが、やっぱりこの辺りも雪が少ない気がした。
まだ時間があったので、ブログのコメントで教えてもらったさぎり湯へいってみた。
ここには流石に日本人しかいなくて、ようやく日本の北海道にいる実感が湧いた。
この湯は何しろお湯がいい。
掛け流しの温泉は白く濁り、程良い硫黄臭がした。
肌もすべすべ、体はポカポカだ。
お勧め頂き、ありがとうございます。
お湯から上がると丁度12時。
温泉が地獄ラーメン屋の目の前だったため、二番乗りで店に入ることができた。
地獄ラーメン一丁目を二つ頼んだ。
美味しい。
一丁目だと辛いもの好きの人には辛さは感じないと思うが、美味しいスープの味が楽しめる。
唐辛子がテーブルに置いてあるので自分で追加すれば無料で辛さを調整できた。
大満足だったが、ラーメン屋までもが、客層の半数がアジア人観光客だった。
コメント