フィアット500e (電気自動車)で草津へ日帰り

フィアット500e

最近の東京は3日連続の35℃越えだったりで、普段家にこもって仕事をしているコドラは24時間クーラーの中にいるため、体は暑いのに手足が冷えて痛いと言う。

よく、歳をとるとクーラーの風がダメになると聞くが、その気持ちがわかってしまったのだそうだ。

おまけに暑すぎてずっと家から出られなかったため、息が詰まりそうだと言い出した。

せっかくの三連休だし、クーラーのいらない涼しい所で、冷え切った手足を温めるために温泉に入りたい、とのこと。

ということで、我々がよく行く草津へ今回はフィアット500eで行ってみることにした。

電気自動車を外で充電するには、月額制のカードに入会し、充電する際にお金を払うのが一般的。

この仕組みでは他の条件と合わせるとなかなか電気自動車が普及しないわけだと思うのだが、今はそういう仕組みになっている。

そんな中、我が家はカードを買わなくても使える充電器を探しながら移動している。

ピットポイント1. 高崎市役所

用事を済ませて高速に乗ったのは14時過ぎ。

東京から草津まで、フィアット500eだと無充電では厳しいため、まずは高崎で降りて充電する。

高崎市役所の榛名町庁舎には、無料の高速充電器がある。

受付の人に充電器の鍵を開けてもらって使うことができるため、使える時間は17時まで。

到着時にはバッテリー残量は35%だったのだが、30分で82%まで回復した。

草津へ

高崎方面から草津までは上り坂の連続で、前回訪れた榛名神社の前を通った。

この辺りは標高も高いため、クーラーなしでも風が冷たく感じられるくらいだった。

電気自動車は静かで、オープンにして山間部を走ると風が木を揺らす音まで聞こえる。

草津手前にあるメロディラインでは、さぞかしよく音が聞こえるだろうと思ったのだが、窓と幌を開けているため風切音で期待ほどではなかった。

電気自動車は高速走行と上り坂に弱く、電気の消費が激しくなる。

草津についた時のバッテリーは51%まで減っていた。

大滝の湯

今回は久しぶりに、合わせ湯や露天風呂のある大滝の湯へ。

大滝の湯は1人980円。

もちろん源泉掛け流しで、いつも混んではいるが、温度が高いため長湯の人はおらず、湯船も広いせいかゆったりと入ることができる。

この時は、珍しく空いていた。

どうも最近、草津では全体的に昔に比べて湯の温度が若干下がっている気はするのだが、それでも変わらずに最高のお湯だった。

気温は21℃と涼しく、お陰で生き返った気がした。

大滝の湯を出るときのバッテリー残量は51%で、走行可能距離は95kmだった。

どこかで充電しないと東京までは帰れない。

草津にも充電スポットはある。

湯畑駐車場には200ボルトの普通充電器があるのだが、このときは満車で入れなかった。

道の駅の充電器は17時までしか使えない。

そこで今回、我々が帰りに充電しようと思っていたのは軽井沢だったのだが、よくよく見てみると宿泊者専用の充電器だった。

仕方ないので前に充電したことのある、ららん藤岡へ行くことにした。

そこなら24時間利用可能で、大滝の湯からは73キロの距離だったから辿り着ける。

ピットポイント2. ららん藤岡

大滝の湯から草津の道の駅までの急な上り坂で、一気にバッテリーが49%に減ってしまって焦ったものの、

草津からは長い下り坂だったため、残り56kmの地点で53%まで復活し、走行可能距離は110kmに伸びていた。

初のタートルモード(充電が僅かになるとなるモード)になるのではないかと心配したのだが、意外と余裕だった。

ららん藤岡は人気の道の駅なのだが、到着したのは20時を回っていて、営業は終了していた。

ここにあるのは中速充電で、30分500円。

1人1回30分の利用とされているため、中速だとそこまで回復はしないのだが足しにはなる。

藤岡インターからは高速に乗り、自宅に着いたのは23時半だった。

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