ユネスコ世界遺産のボタニックガーデンを散歩

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週末に、シンガポール初のユネスコ世界遺産であるボタニックガーデン(シンガポール植物園)へ行ってみた。

新型コロナの感染が懸念される昨今であるため、オープンエアーの場所で癒されるところはないかと探した結果、ここを選んだ。

下調べの好きではない我々、車旅でなくても行き当たりばったりだ。

何しろ敷地面積は東京ドーム13個分もあり、ゲートが3箇所も4箇所もあるというのだから、調べるのも大変。

行ってみてから考えよう。

ということで、まずはMRTのボタニックガーデン駅をあがってすぐのブキティマゲートというところから中に入った。

少し歩くと視界が開け、ニューヨークのセントラル・パークのような芝生が広がっている。

芝生を進むと、今度はイギリスの庭園といった趣のある、花に囲まれたベンチが置かれていて、ここが熱帯でさえなければ座って寛ぎたくなる。

いかにもインスタ映えしそうなかわいらしい看板もあった。

更に進んで丘に上がると、放飼いなのか、見たことのない茶色い鳥の親子に遭遇したのだが、何の鳥だろうか。

緑に囲まれた木々の下を歩くのは涼しく、土と植物の香りが心地よい。

丘の上にはカフェと土産物屋があり、熱帯を散策すると喉が渇くため、ここでしばしの休憩。

土産物屋はいくつか点在しているようだったが、我々が見た中ではここが一番色々置いてあるように見えた。

プラナカンの小物や、シンガポール土産に良さそうなお茶やお菓子、小物などが色々と置いてあった。

割れたら悲しいため、気にいっている陶器のマグカップは引越し荷物には入れてこなかったのだが、ホーロー製のマグカップがあったので購入した。

↑気が早いが、将来キャンピングトレーラーを買った場合にも積んでおけるホーローのカップ

休憩のあと再び歩き始めると、足元から空まで見上げるような大きな熱帯の樹木が出てきた。

木の向こうにレインフォレストという看板があり、遊歩道があったので行ってみることにした。

プチジャングル体験が出来ると思ったら、遊歩道が綺麗に整備されていて、野生感はなかった。

それでも、日本では耳にしたことのない鳥の鳴き声は、いつかテレビで見たことのある熱帯雨林の映像とともに聞いたことがあるような気がした。

レインフォレストを抜けるとまた道に出て、しばらく進むと今度は何やら広場に出た。

広場には時計があり、よく見るとシンガポールの他に東京の時刻も指していた。

この場所は、国立のラン園だった。

ランはシンガポールの国花だし、ここは世界最大のラン園で珍しいランが見られるらしいのだが、有料だったのでやめておいた。

※ボタニックガーデンはここ以外は無料で散策できる。

先へ進むと滝がみえてきた。

シンガポールには人工の滝しかないのだが、この滝は裏見の滝のように、中を歩けるように作られていた。

園内には様々な花が咲いていたが、まだ小さなバナナの実らしきものもあった。

今回は行かなかったがジンジャーガーデンもあり、生姜の花も鑑賞することが出来るようだ。

更に先へ進むと、スワンレークが出てくる。

名前の通り白鳥が泳いでいた。

ここでびっくりしたのはワニのような生き物がいたことだった。

白鳥が食べられてしまわないか、それ以上に我々もワニに噛まれたりしないのだろうか。

スワンレークの端には巨大なガジュマルがあり、木の下にはベンチがあった。

スワンレークを抜けると別のゲートがある。

そちらに向かって歩き始めると、、、

ん⁉️うごめく大きな物がいる‼️

今度は大トカゲだった。

日本なら都会の庭園で決してお目にかかることのないであろう、(多分)ワニと大トカゲとの遭遇。

こどらにとっては、なかなかショッキングな出会いだったようだ。

ここまで歩くこと1時間45分。

なかなかの運動になった。

園内の地図はこんな感じ。

我々がたどり着いたのはyou are hereの印のついた地図左下のタングリンゲート

入ってきたのは右上のブキティマゲートだから、植物園を端から端まで歩いたことになる。

このゲートの近くにMRTの駅が建設中なのだが、今現在はまだ完成していないため、バスに乗って帰った。

タクシー乗り場もなく、配車サービスのgrabを登録していなければバスに乗るしかないため、観光で来た場合にはこのゲートから出るのはやめておいた方が良さそうだ。

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