2017真夏の草津で車中泊 1 草津の夜

2017真夏の草津で車中泊

金曜15時に練馬ICから関越に乗った。

晴天、気温28度。

真っ白な入道雲に眩しい陽の光。

真夏だ。

平日で空いていたこともあり、ノンストップだったから、一時間半掛からずに軽井沢へ到着した。

緑の景色に包まれて一気にテンションが上がる。

陽は傾き始めていた。

クーラーを止めて窓を全開にすると、草木の香りのする涼しい風が吹き込んできた。

蝉とヒグラシが鳴いていた。

白糸の滝の傍を抜けて草津へ向かう。

今回は旅の出発地点がたまたま練馬ICだったから、引っ越して以来遠くなって行く機会が減ってしまった群馬に行こうと思い立ったのだ。

エンジンオイルを変えてから、音が静かになった気がする。

今まではエンジン音がうるさくて聞こえなかったメロディーラインで音が聞こえた。

残念ながらメロディーまでは聞き取れなかったのだが。

18時前に草津に着いた。

金曜の夕方の草津は土日とは違って空いていた。

駐車場に車を停めて湯畑の横にある御座の湯へ。

一人600円で二種類の源泉が掛け流しで楽しめる。

内風呂だけだが施設は新しくて綺麗だった。

湯畑の源泉の方がヌルめでマイルド、万代の源泉は熱くてピリッとする肌触りだった。

草津はご存知 酸性の湯。

本来はアルカリ性ヌルヌル温泉好きの我々だが、夏は酸性の湯の方がサッパリしていて気持ちが良い。

湯から上り、同じく湯畑の傍にある食堂で食事をした。

我々の中で、群馬といえば、舞茸、うどん、煮込み。

この日は舞茸天丼と、舞茸天麩羅のざる蕎麦を頼んだ。

1200円から1300円くらいで一見少し高めな気もしたのだが、ボリュームがある分この価格でも納得だ。

冷たい蕎麦は細めでツルッと喉越しが良かった。

食事の間にザッーと夕立がきて、上がった後は一段涼しさが増していた。

食後の散策は湯畑で。

最近は、ライトアップの光の色が変わるようだ。

駐車場へ戻って車に乗り込む。

この晩の車中泊スポットである西の河原公園の駐車場へ移動した。

車中泊のメッカでキャンピングカーも多い場所なのだが、この晩は金曜のためか、いつもより空いていた。

クーラーを切ると少し暑くて窓を開けた。

快適に車中泊できる季節はそろそろ限界に近づいている。

外では残りの雨がポツポツと落ちていた。

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