8月の初め、吉高由里子(CM)に誘われて秩父に出かけた。
思いがけず早朝5時前に目が覚めたため、そのまま起き出して支度をし、6時に家を出た。
下道の街道は退屈だが、飯能からは緑に囲まれた道になった。
秩父の道の駅には8時に着いた。
最初の目的地は長瀞ライン下りだ。
9時からだったから、ゆっくり長瀞に向かって、一番乗りのバスに乗った。
行きはバス、帰りをライン下りというAコースで、一人1600円。
バスの後部座席に乗り込んだら船着場で降車するのが一番最後になってしまった。
必然的に船にも一番最後に乗り込むことになるのだが、これが大正解で、一番前の席になった。
岩に囲まれた急流では船頭さんもしゃがみこみ、自然の流れに任せて下る。
勢い良く水がかかり、ビニールで防御していたものの、一番前の我々は水浸しになってしまった。
深い場所もあれば、川底が見える場所もあった。
岸辺では蝉が競うように鳴いていたが、秩父は涼しかった。
気のせいか、海のようなくぐもった匂いがした。
川幅の広い落ち着いた流れになってしばらくいくと、A地点の終点、畳岩になった。
あっという間の20分だった。
物足りない気もしたが、Bコースの延長はせずに切り上げた。
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