山中湖の湖畔を時計回りにすすむ。
しばらくは遊歩道が続いていたが、途中で車道を走る箇所があった。
この辺りは車に注意が必要だ。
湖に降りていける場所があったため、砂地を水べりまで行ってみた。
風はなく、雲が多い。
陽は雲に遮られ、薄日が射している。
寒くもなく心地良い空気で、少し走っただけなのに、既に汗ばんでいた。
浅瀬に自転車を漕ぎ入れる。
自転車の横に波紋が広がっていく。
岸ではこどらがその様子をiPhoneで連写していた。
道に戻って少し行くと木道に出た。
一気に視界が開ける。
木道を走るとカタカタいうが、遊歩道は古くてガタガタだったため快適に感じる。
木道を抜けるとまた遊歩道に戻った。
こちらの遊歩道にはサイクリングロードの文字があった。
周遊する道にはレンタサイクル屋さんもあり、自転車によく行き違うし、人も歩いているため、歩道、自転車道の区分けはないようだ。
本気の自転車は車道を飛ばしているためサイクリングロードでは見かけなかった。
沿道から離れて人気も途絶えると、湖はふいに静かになる。
富士山は残念ながら雲の向こうだ。
近くの山が薄い黄金色に色付いていた。
再び木道が現れた。
白く光る日差しの明るさと、グレーがかった雲の暗さのコントラストが綺麗だ。
駐車場付近に戻ると、真っ赤な落ち葉が降り積もり、絨毯のように地面を覆っていた。
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