土曜夕方に東京を出て、海の幸を食べに行くことにした。
温泉付きで車中泊が出来るところ、ということで、伊東マリンタウンへ。
この時期は日の入りが早い。
17時前には日がとっぷりと暮れ、海の上には、少し欠けて楕円形をした橙色の月が妖艶な面持ちで浮かんでいた。
閉館2時間前というのに道の駅には人気がまばら。
食事処にも客は我々だけだった。
地魚の握り、鯵のタタキ定食に、あら煮とビールを頼んだ。
あら煮は脂がのってぷりぷり、魚も新鮮で美味しかった。
20時半にラストオーダーを告げられ、イカの一夜干しと地酒を頼んだ。
翌朝は晴れていて、気温も高かった。
朝6時に温泉に入った。
この日の日の出は6時半。
海面に雲がかかっていたが、赤い朝日が眩しく輝いていた。
この温泉、宣伝通り確かに温泉から日の出は見えるのだが、湯船からは立ち上がらないと見えないというのが少し残念。
施設は一般的、お湯も無臭無色の単純温泉だ。
ただ、朝定食とのセットで入浴料が1000円。
日本一の卵かけ御飯という定食は、定番ながらも美味だし、何より伊豆は干物が美味しい。
頭はカリカリ、身もしっかりついている。
食後、車に戻ると、2人してすっかり二度寝してしまった。
気付いたら時刻は9時半で、道の駅が営業を開始していた。
いつも閉館ギリギリに来て、営業開始前に出発するため、今まで観光客で賑わう場面を見たことがなかったのだが、かなりの盛況ぶりだった。
せっかくなので、美味しかった鯵の干物を購入した。
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