菅生PAの牛タン
10時過ぎに仙台手前の菅生PAに差し掛かった。
お昼には大分早いのだが、ここの牛タンは美味しいため、立ち寄って早昼を摂ることにした。
このPAは綺麗で美味しいものが揃っているせいか、混んでいた。
海鮮どんぶり屋さんも出来ていて、ブリ丼が美味しそうだったのだが11時開店。
残念だがまた次回に期待することにして、当初の目当てだった牛タン屋さんへ。
流石にまだお腹は空いていなかったから、牛タン定食を一つ頼み、また半分ずつ食べることにした。
柔らかくてしっかりした味わい。
東北道の中では間違いなくここの牛タンが一番美味しいと思う。
もっと言うと、本場仙台では牛タンを食べたことはないのだが、東京で食べる牛タンよりも美味しい気がする。
うなぎ湯
高速を古川で降りると、時刻は11時だった。
反対車線は車通りが多いのに、我々の進む方向は空いていた。
ここから下道を50分程行くと、この旅最初の目的地であるうなぎ湯に着く予定だ。
途中こけしの里を通ると、橋の両脇にこけしが立っていた。
うなぎ湯は啄琇という古い湯宿にあり、日帰り利用も出来る。
鳴子峡温泉にあるのだが、紅葉で有名な鳴子峡も、今は冬期で雪で閉ざされていた。
駐車場には、まだ雪が高く積もっていた。
入り口付近では温泉が吹き出していた。
温泉は一階、二階と、離れの露天の三箇所あり、それぞれ違う泉質を800円で楽しむことが出来た。
一階には内湯と露天があるが、この露天だけは混浴で、何も着用してはいけないらしいから女性には厳しいかもしれない。
全て源泉掛け流しだが、離れの露天が一番濃度が濃いという。
洋服を脱いだり着たりして温泉をハシゴするのは疲れてしまうから、我々は離れの露天のみ利用することにした。
うなぎ湯はナトリウム炭酸水素、硫酸塩泉で含硫黄。
pHは8.9から9.4。
湯は噂通りのヌルヌル。
今まで入った最高ランクのヌルヌル温泉たちと肩を並べる上質の温泉だった。
漂う硫黄臭も良い。
ここの湯は更に、ヌルヌルに加えてツルツル感もあった。
湯の中で肌を触るとツルツルしていて、絞ったらキュッと音までしそうなイメージだ。
湯上りの肌もしっとりしていてツルッとする。
なるほど、触ったことはないが、鰻の感触に似ている気がした。
近くに同じような炭酸水素のヌルヌル温泉らしき、400円くらいで利用できる日帰り温泉などもあったから、今度はそちらも試してみたいと思った。
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