梅雨の三重→和歌山旅 2 バーベキュー

2019梅雨の三重

バーベキューの買い出し

志摩オートキャンプ場は、志摩半島の一番南の先にある。

高速を降りてからは木漏れ日の射す川沿いの道を走った。

まずは途中にある丸義鮮魚店という魚屋さんでバーベキュー用の海鮮を買い出し。

伊勢海老に大アサリ、五色貝を購入した。

近くのスーパーで肉や野菜を買い足し、キャンプ場についたのは16時半だった。

志摩オートキャンプ場

志摩オートキャンプ場は小さなキャンプ場で、キャンピングトレーラーの他にも、ロッジ、貸し出しのテントサイト、通常のキャンプサイトがあり、手入れの行き届いた綺麗なところだった。

チェックインをすると、なんとこの日の利用客は我々一組のみ。

いつもは21時までいる管理人も、この日は18時でいなくなり、場内の灯りは22時で消灯されるという。

嬉しいような、、、寂しいような、、、。

我々が泊まった、常設のキャンピングトレーラーのあるサイトからは海が見えた。

キャンピングトレーラーというよりは、キャンピングトレーラーを使ったロッジのような感じで、

所謂トレーラーハウスになっていた。

中にはキッチンとバス、トイレが作りつけてあり、ベッドの代わりに畳が敷かれていた。

想像とは違ったが、トイレと水道がトレーラーハウスの中にあるのは有難い。

小さな焚き火台は持っていたのだが、貸し出しのバーベキューコンロは2000円で、

洗わずに返して良いというから借りてみた。

明るいうちに薪を使って炭に火をつけた。

まずは、大アサリ、五色貝、野菜を焼いた。

五色貝は色が綺麗で気に入って買ったのだが、ホタテのような味で美味しかった。

メザシは魚屋さんでおまけでもらった。

今回のバーベキューのメインはこの伊勢海老のつもりだったのだが、

豪華な食材だとはいえ味は淡白だし、やっぱり牛肉がないと物足りないと感じてしまう。

我が家では、自宅や実家のウッドデッキでたまに海鮮バーベキューをするのだが、

やっぱり牛肉もセットで用意するものなあ。

海鮮BBQ

春の九十九里ドライブ:イワシの刺身とハマグリ

食後は余った薪でキャンプファイヤーだ。

薪は香りからすると杉のようだった。

炭はブランド炭で品質改良されているのだろう。

持ちがよく、火がつくと中まで綺麗に橙色に発色した。

夕暮れ時の海の色は空の色に近づいてゆき、海と空との境界線が曖昧に見えた。

緑の香りが清々しく、聞こえてくるのは鶯の囀りと波の音。

あまりに静かで人気もなく、誰もいない孤島にでもいるようで心細くなる。

時折海沿いの道を車が通ると、なんだか少しホッとした。

日の入りは19時5分。

日が暮れると半袖では少し肌寒いくらいだった。

蝉の鳴き声が暗闇の中で聞こえ始め、火の粉がパチパチと音を立てた。

誰もいない夜のキャンプ場はひっそりとして寂しいが、その分綺麗でもあった。

灯りの消えないうちにゴミを出しに行くと、管理人室の壁にクワガタを発見した。

この晩は21時半に就寝した。

畳のためトレーラー感は薄かったのだが、

誰もいない知らない土地で、鍵が掛かり、壁があるのは安心感があるし、何より室内にトイレがついているというのは大きかった。

※今回お世話になった丸義鮮魚店さんと志摩オートキャンプ場はコチラ↓

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