2016春のはじめの熊野古道6 丸山千枚田とツエノ峰

2016熊野古道の旅

16時半に熊野古道を後にした。

近くに丸山千枚田があることを思い出し、行ってみることにしたのだが、三連休だとどうしても駆け足になってしまう。

311号を進み、国道へ逸れた。

しばらく走ると視界が開け、千枚田の全貌が見渡せる場所へ出る。

人の手と、自然が織り成す、まさに芸術的な景色が広がっていた。

地元の人が再開拓して、棚田を復活させたという。

千枚田の中へ降りていくと、夕暮れ時で西陽が眩しく光っていた。

カエルの鳴く声とちょろちょろ流れる水音が聞こえる。

田んぼにはおたまじゃくしの姿があった。

気温は15度と暖かく、穏やかでほっこりする夕暮れのひと時、、、

などと寛いでいたら、日の入りまであまり時間がなくなっていた。

道に迷いながらも砂利道を抜けて、もう1箇所、ツエノ峰へ向かった。

ツエノ峰というのはパラグライダー滑走路のある絶景ポイントだというのだが、

急斜面になっていて、車が落ちそうで怖かった。

日の入り前の時間帯には何とか間に合ったが、日の光が薄くなると山の上であるため寒かった。

そそくさと車に戻ったが、滞在時間は僅か10分程だった。

真っ暗になる前に国道へ戻る。

熊野の旅は、進むに連れてどんどん行きたい場所が増えていってしまい、慌ただしくも充実した旅になった。

長い1日はまだ続くのだが、、、

コメント