川俣湖から檜枝岐村までは川俣檜枝岐林道を行く。
全長24km。
1/3のところに最初の分岐があるが、そこまでがくねくねでかなりの悪路だった。
落石、流木はよくあるが、雨の後だったのか二メートルもあるような水溜りが何個もあり、凸凹も深かった。
途中オフロードバイクが我々を追い越していった。
見かけたのは全部で10台くらいだったか。
ディフェンダーは軍用車仕様で、砂漠や悪路を進むように作られているのだが、何しろ体が重いため身軽さはない。
1/3の分岐までに一時間かかり、さすがに飽きがきてうんざりしかかったところで、
分岐から先は凸凹も道のクネクネもさほど酷くはなくなった。
エメラルドグリーンの沼の中から大木が伸びていた。
途中、帝釈山登山口があった。
外に出て一休み。
伸びをしながら深呼吸して、新鮮な山の空気を体内に入れた。
先ほどの悪路でディフェンダーの車体が泥だらけになっていた。
その先は整備された砂利道だった。
爽やかで気持ちがよく、空気がひんやりとして涼しい。
杉の香に鶯の声とは、何とも贅沢な組み合わせだ。
林道を抜けるまで、全部で2時間10分かかった。
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