2014夏 北海道旅行記15〜大雪山で日本一早い紅葉

2014夏 北海道旅行記

★2014/9/17 昼

次の目的地は大雪山だ。日本一早い紅葉を見に行く。

どこに行けば写真のような綺麗な紅葉が広がっているのか、はっきりとしたことはわからないまま、取り敢えず大雪山方面を目指した。

釧路のホテルで朝支度をしている際に、テレビで丁度、前の日に降った大雪山の初雪を報道していたから、もしかすると雪化粧をまとった紅葉の山が見られるのではないかという期待が高まった。

途中の道の駅でパンフレットがあったので見てみると、マイカー規制をしていることがわかった。

臨時駐車場でバスに乗り換えねば近づけないらしい。

おまけに最終バスの発車時刻が15時15分と早かった。

間に合うかどうか。。。というところだったが、とにかく先を急いだ。

道すがらの木々が、所々で紅葉し始めていた。

霧雨が降ったり止んだりしていたが、辛うじて太陽は顔を覗かせていた。

目的地には、結局20分程余裕をもって到着することが出来た。

駐車場代は200円だが、バスは一人往復1000円とお高めだった。

駐車場から既に寒かったため、持ってきた中でも一番の厚着をしてバスに乗り込んだ。

古くなった路線バスを臨時で使っているようだったが、隙間風を防ぐためだろうか、窓枠にガムテープが貼り付けてあった。

道は舗装されていない狭い砂利の一本道で、バスが壊れるのではないかと思うほどガタガタと揺れた。

特定の数カ所でしか対向車とすれ違うことが出来ないため、マイカー規制は仕方がないとわかった。

30分くらい走ったところでバスが目的地へ到着したのだが、展望台もなければそれらしく紅葉した山も見えない。

うろうろしていると、バスの運転手さんが「向こうだよ」と教えてくれた。

教えられた方向に少し山道を上がると登山口らしきものがあり、そのあたりから、木の合間に雪山が見えて、遠くに紅葉の一部が見えただけだった。

もしかすると山道をもっと入っていけば景色が開けるのかもしれないが、案内もなく、みぞれがチラついていてとにかく寒い。

外気に曝されていられるのは10分が限界だった。

お金と時間がかかっただけのような気もするが、

日本一早い紅葉と初雪を見られた「経験」が出来たということで、よしにしようと思う。

いやー、ともかく、寒かった!!!

コメント