2014夏 北海道旅行記17〜青い池

2014夏 北海道旅行記

青い池

★2014/9/18 朝

朝7時に起床し、車の中で着替えだけをすませ、近くのコンビニ、セイコーマートへ。

温かいおにぎりとスープを買って、食べながら青い池を目指した。

この朝、初めて暖房とシートヒーターを入れた。

前の夜に通り過ぎてきた道を戻り、駐車場に車を停めて、白樺の小道を歩いた。

気温は10度くらいか寒かったが、歩いているうちに防寒着の中に熱が籠って暖かくなった。

小雨が降ったり止んだりしていた。

青い池の水は澄んでいて、白濁した水色が神秘的だった。

夏の晴れ渡った空の下でも、冬の雪に覆われた景色でも、いつ訪れても違った表情を楽しめるのだろう。

自然の川を堰き止めたところこんなに美しい色になったのだというのだから、自然と人工の織りなす偶然の産物だ。

朝早いせいで人も少なく、川の本流に付き合たるところで行き止まりになった。

十勝岳温泉カミホロ荘

早朝散歩の後は、昨晩行けなかった十勝岳温泉のカミホロ荘へ。

朝7時からやっていたが、我々が到着したのは8時半で、一番風呂客が上がった後のすいている時間帯だった。

この頃には大雨が降り出していて、車から走って山荘へ駆け込んだ。

入浴料は600円で、湯は無色透明の無臭。

泉質はアルミニウム、カルシウムの硫化塩泉だ。

お風呂は木造りで、歴史ある山荘の趣きがあった。

晴れていれば露天風呂から絶景が見渡せるらしいのだが、この日は生憎雨のため見晴らしは悪かった。

ただ、山から降りてきた霧が徐々に近づいてきて、露天の湯船の上に流れ込んでいたのは不思議な感覚だった。

すいていて、静かで、温泉のちょろちょろと流れる音だけがしていて、どことなく懐かしいような安らぎがあった。

大雨のため写真は撮れなかったが、かなりお勧めの温泉だ。

富田ファーム

温泉でスッキリした後は富良野へ降りた。

富田ファームは北海道野菜のカレーやソーセージ、ラベンダーコーヒーなどが楽しめ、お土産も買える人気スポットで、いつもなんとなく立ち寄ってしまう。

ただ、ラベンダーの見頃は短くて、いつ来ても咲いているところにお目にかかったことがない。

今回は夏の終わりだし、見頃に間に合うかと期待していたのだが、遅かったようだ。

ラベンダーではないが色々な花が咲いていてきれいだった。

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