ビーナスラインをツーリングした後、こどら両親が今住む諏訪の家に一泊した我々。
温泉で寛ぎ、こどら父お手製の蕎麦を堪能し、蕎麦湯割りを楽しんだ結果、朝はすっかり寝過ごしてしまった。
結局お昼前までのんびりしてから、甲州街道を韮崎まで走り、町中を抜けるために甲府昭和まで高速に乗った。
甲府からは富士山周りを走って、道志を通って帰ることにしたのだが、
結局下道で甲府南ICの入り口の前を通ったため、最初から甲府南で降りた方が良かったようだ。
甲府南からはすぐに気持ちの良い山道を登ることになる。
眼下に甲府の町が遠ざかる道だ。
なんと言っても甲府は暑くて、信号などで止まると汗だくになるのだが、標高が上がるにつれて気温も下がり、ふーっと息をついたのも束の間、長いトンネルの中は逆に凍える寸前の寒さだった。
こどら母とこどらが握ったおにぎりを、本栖湖で食べようと向かったのだが、今が丁度旬の芝桜を見るための渋滞が長々と続いていた。
ようやく本栖湖についたのは13時半。
少し肌寒くて、まだ八重桜が咲いていた。
湖を見ながらおにぎりを食べた。
中身はこどら母定番の山椒の佃煮で、回りにはおにぎり昆布を巻いて。
小休憩の後は、山中湖を抜けて道志へ。
道志の道の駅もバイク乗りの聖地で、この日もバイクで溢れていた。
好物のあゆの塩焼きが美味しそうに焼けていたから食べていると、今から雨が降る、という話が耳に入ってきた。
確かに空は曇っていて、いつ降り出してもおかしくはない。
バイク乗り最大の弱点は悪天候だ。
我々も帰路を急ぐことにした。
案の定雨雲から雨がパラつき、少し降られたものの、濡れる程の雨量ではなく、無事に帰宅した。
バイクは全身を使うため、乗り終わった後に体力的な疲労に見舞われる。
その疲労感が心地良く、まだもう少し乗りたい、くらいでやめておくのが一番良い加減なのだと思う。
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