令和元年GW日本列島半周の旅 16 下関の夜

下関へ

令和元年5月1日16時

元乃隅神社を後にして、とりあえず海沿いを西へ向かった。

旅に出る前に予め予定していた目的地はこれで全部回った。

この後は大分へ行って温泉と関サバを楽しむか、高知でカツオのタタキを堪能するか、、、

GoProで橋を渡るところを撮りたかったから、角島大橋に行こうとも思ったのだが、

近くの道の駅のレストランは5時がラストオーダーで、今から立ち寄るとギリギリの到着になる。

迷った末に、この晩は下関にフグを食べに行くことにして、前に訪れたことのある和や(なごや)に電話で予約を入れた。

我々はたまに、車中泊旅の途中で地方都市に寄った時に、

街中で車中泊ができない場合には、ビジネスホテルに泊まることがある。

今回も、下関へ向かう道すがらに下関駅近くのビジネスホテルを探したのだが、

GW中のためウェブではみつけられず、片っ端から電話したものの駅前は全滅だった。

ようやく、駅から1km離れたスカイハートホテル下関に1室だけ空きをみつけた。

山口ではあまりピンと来る温泉は探せていなかったため温泉は忘れて、今夜はフグで宴会だ。

予約出来たビジネスホテルは安くて古く、昭和の香りの漂うところだった。

まずはホテルにチェックインしてから、運動がてらに駅まで歩いた。

この旅では意外と歩いているようで、iPhoneの万歩計が毎日1万歩を超えていたから、この日も歩いて歩数を増やすことにした。

和や（なごや）は下関の駅前にあり、フグのコースが1人3800円で食べられる。

お通しはフグの白子豆腐と煮こごり。

ふぐ刺しとフグチリ。

このふぐ刺しは身が厚めで歯応えがあり、鍋でしゃぶしゃぶにしても良し。

熱が入るとフグの身が柔らかくなって甘みが加わり、刺身とはまた違った味わいになる。

唐揚げもまた美味。

フグの白子焼きは追加オーダーで。

ヒレ酒は香ばしくて美味しかった。

締めの雑炊を食べれば大満足の満腹だ。

再訪だったが以前と変わらずの美味しさに、次回この付近を通った時にもまた、絶対にこの店に来ようと話した。

食後の腹ごなしも兼ねて、海峡夢タワーに行ってみることにした。

1人600円。エレベーターで展望階へ。

海峡夢タワーを後にして、歩いてホテルへ戻る途中にホルモン焼き屋さんをみつけた。

ホテルまで歩くのは腹ごなしの散歩の筈だったのだが、ここで二次会と洒落込むことした。

ホルモン焼きは塩ダレで香ばしくて美味しかったのだが、タンは硬くて微妙だった。

軽く1杯だけ乾杯して、ほろ酔いで店を出た。

ホテルに戻る途中、マンホールの中にフグを見つけた。