シルク温泉やまびこ
平成31年4月29日
朝6時に起床して、7時に出発した。
気温は9度。
ようやくこの日から昼間の気温が上がり、この辺りでは16度になる予定なのだが、天気は曇りのち雨の予想だった。
前日は結局温泉には入れなかったため、兎にも角にも朝風呂を探した。
車中泊旅で丸一日温泉に入れなかったのは、過去にもこれが初めてのことだった。
城崎温泉へ向かう途中にある『シルク温泉やまびこ』という、朝6時からやっている温泉をみつけた。
肌ツルという口コミにも惹かれ、行ってみることにした。
途中で天橋立を横目に通り過ぎたのだが、一度行ったことがあるので今回はパスした。
丹後ちりめんの与謝野町を抜け、岩屋峠を抜け、8時半前には温泉に着いた。
シルク温泉やまびこは見事なヌルヌル温泉で、カルキ臭が若干気になりはしたが、茶褐色と透明の2種類の湯がかなり良かった。
二つの源泉は共に重曹泉。
第一源泉は含弱放射能-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉。
第二源泉はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
温泉が湧き出て少し経つと、徐々に泡が抜けてゆきヌルヌルになるらしい。
入浴料は600円。
施設は古めで、宿泊も出来るようだ。
1日ぶりの温泉にゆっくりと寛いでから、次の目的地である城崎温泉へ向けて再出発だ。
川沿いには八重桜が並び、247号線には桜街道という名前がつけられていた。
緑が多く、気持ち良いドライブロードだった。
玄武洞
10時に、城崎温泉手前にある玄武洞に立ち寄ってみた。
気温は14度。薄曇り。
暑くもなく、寒過ぎもせず、陽射しもさほど強くなく、見物には丁度良い天気だった。
観光案内の写真を見る限りでは大したことはなくて期待もしていかなかったのだが、
実際に見てみると見事で、なかなかの迫力があった。
160万年前の火山活動でマグマが固まって出来た岩を、6000年前に人が採石した跡が洞になったものらしい。
ここで、この旅で初めて鶯の鳴き声をきいたのだが、
ほーほけきょ?
と、まだうまく鳴けていなかった。
この辺りにはコウノトリもくるようだ。
階段などのアップダウンで喉が渇いたため、お土産屋さんの奥にあるカフェでアイスコーヒーを飲んだ。
カフェからは川を見下ろせて景色も良く、コーヒーもあっさりとして美味しかった。
11時半前に、今度こそ城崎温泉へ向けて再出発。
ここからはもう目と鼻の先で、行きちがいがやっとの橋を渡り、踏切を越えたらすぐそこだ。
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