馬曲温泉 展望の湯
高山村を抜ければ、目指す能生までは後少しだ。
その前に、この日の朝風呂に立ち寄ることにした。
小布施から国道403号を進み、あまり遠回りにならない馬曲(まぐせ)温泉を選んだ。
ここには前にも来たことがあったのだが、過去ブログを検索しても出てこなかったため、どうやらブログを始める前に立ち寄っていたようだ。
入浴料500円。
野天風呂に行くには受付を済ませてから外階段を下る。
露天からの景色は眺望が良い。
泉質はアルカリ性単純泉と湯は普通なのだが、
目に映るのは赤く染まった紅葉と、飛び交うトンボ。
空いていて露天を独り占めできたから、聞こえてくるのは温泉の流れる水音くらいだった。
風も穏やかで、癒されることこの上ない。
一旦湯から上がり、頭を洗うために内湯に入り直した。
内湯はこじんまりとした古い施設だったが、こちらも空いていてゆっくり出来た。
時刻は既に13時半。
この日は能生で早目の夕飯を食べる予定にしていたから、
名物のざる蕎麦を1つだけ頼み、半分ずつ食べて控えめの昼食にした。
14時前に再出発すると、気温は12度まで上がっていた。
能生へ
信州の道脇にはりんご畑が広がっていて、赤い実がたわわに実っていた。
国道292号で妙高へ抜ける。
日本有数の豪雪地帯であるこの辺りも今の時期には紅葉していて、道脇のポールが冬になると降り積もる雪の深さを物語っていた。
県道63号で日本海へ。
目指す能生が見えてきた。
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