夜の都内から鎌倉へ
金曜日に都内から出発して、車中泊に出かけた。
ライトアップされた国会議事堂と東京タワー傍をドライブ。
羽田空港を通り越して、、、
鎌倉の鶴岡八幡宮へ。
ライトアップされていると聞いていたのだが、ライトアップというよりは、灯りがついているだけだった。
ところが駐車場から本堂へ出て、階段を下に降りて参道を逆向きに進み、後ろを振り向くと、、、
幻想的な姿が夜の空をバックにして映えていた。
鎌倉でしらす丼
お腹が空いたので参道を歩いて鎌倉の街へ。
夜の8時前だというのに参道辺りはひっそりと静まり返っていて、
駅前まで歩いてみたが、ほとんどの店が8時きっかりに閉まってしまった。
結局、駅前にあったシラス丼を食べられる食堂に入ることが出来たのだが、閉店間際で空いていた。
生シラス、釜揚げシラス、シラスの醤油漬け。
こちらは醤油漬けの代わりに揚げシラス。
どちらも美味しくて大満足だ。
湘南平の夜景
海辺をドライブしながら湘南平へ。
この辺りで人気の有名な夜景スポットだ。
真っ暗な中を足元に気をつけながら電波塔まで歩いた。
暗闇の中、遠くに海と夜景が見えた。
足柄で車中泊
翌日は静岡のヌルヌル温泉、寸又峡へ向かう予定にしていた。
東名の上を通り、狭い脇道を抜けて東名に乗ったのは23時半だった。
眠くなってきたところで、足柄SAで車中泊。。。
と思ったのだが、せっかくの花金。
フードコートでラーメンを食べて、ノンアルビールで乾杯してから就寝した。
旅の朝定食
翌朝は7時起床。
この日の天気は雨、気温は17度。
駒門PAには朝定があるというから、身支度を整えてから向かった。
駒門PA下りは新しいのか綺麗で、トイレには音楽が流れ、アロマが香っていた。
一瞬、ここで車中泊すれば良かったのではないかとも思ったのだが、狭いPAでの車中泊はトラックのエンジン音からいかに遠ざかるかが重要になる。
この駒門PAはトラックドライバーにも人気がありそうだし、足柄SAで眠って、朝食を食べに来た今回のプランは正解だった。
食堂で朝定食を注文した。
写真の見た目が変に小洒落感を演出していたためあまり美味しそうに見えなかったのだが、いざ食べてみると美味しかった。
こどらが注文した卵焼き定食は斬新で、海外で見かける両面焼きだったのだが、黄身がすっかり固くなっていて、これがスタンダードなのか、失敗したのかはわからなかった。
寸又峡とヌルヌル温泉
静岡で降りてからは、相変わらずの狭い山道を進む。
辺りには小雨によって霧がかかっていた。
1度目に通った時には奥只見の山道のような印象だったのが、2度目に通ってみると、狭い箇所は奥只見ほどは多くなかった。
それでも充分秘境には違いないし、紅葉やらピーク時には相当混み合うらしいから、渋滞でのすれ違いは大変そうだ。
以前あった集落の一番奥にある町営の駐車場はなくなっていた。
なんでも、公衆トイレが出来るようだ。
雨が強くなる中、お店の駐車場に車を停めて、目当ての町営日帰り温泉「美女づくりの湯」へ。
男性は貸切状態。
女性の方には親子連れがいて、子供が泳いでいたらしいが、泉質は変わらず最高だった。
400円でヌルヌル系の、仄かに硫黄の香る源泉を掛け流しで愉しめる。
雨は降っていたが、露天に屋根がついているため問題はなかった。
湯から上がって、これまた前に立ち寄った食事処へ入り、わさび蕎麦、コンニャク、山芋もちを頼んだ。
わさび蕎麦は、わさびの香りは高いがつんとするような辛味はなくて美味しい。
コンニャクは芋が新物だそうで、シャクシャクした独特の歯ごたえが良かった。
山芋モチはモチモチで、何度食べてもやっぱり美味しい。
川根温泉と帰路
帰りは来た道を戻るのもつまらないから、前回同様島田へ抜ける事にした。
今回は標識を忠実に辿ってみたら、なかなか良い道を通ることが出来た。
途中、地元の駅にたまたまSLが停まっていた。
たくさんの人が乗り込んでいたが、出発前の汽笛の迫力が凄くて、モクモクと吐く煙に大興奮だった。
駅の先には川根温泉の道の駅があった。
掛け流し温泉が併設されていて、レビューに「泉質が良い」と書かれていたため入ってみる事にした。
入浴料は510円、塩化物泉のヌルヌル温泉だった。
口コミ通り、たしかにかなり気持ちの良い良質の湯だった。
食堂も19時半までやっているし、車中泊にも良いと思う。
近くにはキャンプ場とコテージもあるようだった。
川根温泉から島田までの道も、狭いながらもドライブに気持ち良い快適な道だった。
島田から新東名に乗り、静岡SAで早い夕食を食べる事にした。
焼津のマグロ、カツオ、桜えび、シラスまで乗っていて美味しかった。
静岡の旅は食事にハズレがないのが嬉しい。
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