18時に予約してあった料理屋さんへ。
個室に通され、まずは乾杯。
先付けは、胡桃豆腐、栗の白和え、茹で蛸。
甘みのある秋の味覚で懐石が始まる。
お椀物に柚子と枝豆のシンジョウ。
出汁のきいたしっかりとした味付けで、柚子の爽やかさがアクセントになっている。
次は待ちに待った蛸のお造り。
梅肉で食べるものと、わさび醤油につけて味わうものがあった。
味はというと、旬ではないせいか、正直東京で食べる物とあまり変わらなかった。
蛸の味があまりしないし、歯応えにしても、柔らかくもなく、コリコリでもプリプリでもなく、、、
蛸という物自体がどこで食べてもあまり変わらない物なのかもしれない。
次は蛸しゃぶ。
四国が近いせいか、柑橘類の爽やかさが際立つポン酢で頂く。
火を通し過ぎず、色が変わったくらいが美味しかったが、蛸がもう少し薄く切ってあると尚良かった。
蛸の天婦羅が一番美味しかった。
噛むと歯応えがあり、蛸の味がしっかり出ていて美味。
次はがんもと蛸と茄子の煮物。
蕎麦つゆのような味付けだったが、これも蛸の味が出ていて美味しかった。
ご飯は蛸飯だった。
水分が少なめではあったが、ほんのりと蛸の味がした。
赤出汁の味噌汁と一緒に。
デザートはヨーグルト寒天と果実のゼリー。
さっぱりとして美味しかった。
量はたっぷりでお腹は満腹になったが、味は、、、
正直に言うと、蛸懐石というものは感動するようなものではなかったと言わざるを得ない。
コースの値段が6500円+席料だったからそう感じたのかもしれないが、
煮物は美味しいには美味しかったのだが懐石というよりは家庭的な味だったし、
蛸飯に関しては、こどらが作る蛸飯の方が我々好みだった。
地元で人気の居酒屋の方が良かったのだろうか。
この日は早めにホテルの部屋に戻ってテレビを見ながらダラダラして、ここまでの旅の疲れを癒した。
コメント