すぐ先に線ヶ滝という滝があったので寄ってみることにした。
地図には、落差35mで一見の価値ありと記載があった。
道すがら川沿いには大きな岩が点在していたのだが、この辺りは岩石の多い地層なのだろうか。
滝へ行くには、県道の突き当たりにある駐車場に車を停め、東屋まで徒歩で引き返し、そこから遊歩道を下ることになる。
遊歩道といっても単なる山道で、急なのだが階段も手摺もなく、張られているロープや木を頼りに下った。
とはいえ距離は大したことはなく、すぐに滝の全貌を見渡せる場所に出た。
細くまっすぐに滝壺へ落ちる姿は優雅で女性的な印象。
足元には錆びた螺旋階段があり、滝壺へ降りられるようになっていたのだが、高所恐怖症のこどらはおっかなびっくりだ。
滝壺は澄んでいてエメラルドグリーンをしていた。
迫力があるというよりは、繊細で優雅。
自然のままで観光地化されていないため、のんびり鑑賞することができた。
山道は、距離はないのだが勾配がきつく、下りは怖いが上りは辛かった。
氷柱が下がり、霜柱が立っていた。
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