2014夏 北海道旅行記6〜新篠津

2014夏 北海道旅行記

★2014/9/14 夜 新篠津

この夜の車中泊スポットは、

「ご飯が食べられて、お酒が飲めて、そのまま寝られるところがいいね」

ということになった。

次の目的地を目指して車を北へ走らせている間に、助手席のこどらがネット検索し、進路上にある新篠津の道の駅を発見した。

道の駅の食堂は閉店が早いため、高速に乗って先を急ぎ、何とか19時前に到着した。

この道の駅はキャンプ場併設のためか沢山の車が停まっていて、芝生にはテントがぎっしりと並んでいた。

BBQの匂いと、家族連れなどが賑やかにキャンプを楽しんでいる声がした。

我々は駐車場の一番奥の、暗がりになっているところに車を停めて食堂へ向かい、カレーととんかつを肴にビールで乾杯し、旅の疲れを温泉で流した。

温泉はナトリウム塩化物泉で茶褐色、鉄分と塩分が強く、

湯上りはさっぱり、体はいつまでもぽかぽかだった。

入浴料は600円と手ごろで、23時まで利用できる。

キャンプ場の脇に、新しくて綺麗なトイレがあるのも車中泊には嬉しい。

湯上りに外に出ると本格的に寒くなっていて、一足早い冬を感じた。

この夜は半月で、雲の合間に星が瞬いていた。

★2014/9/15 6時半 新篠津の道の駅

天気は晴れ。

早朝の空気は爽やかで気持ちがよいのだが、何しろ寒かった。

見たことのない尾の長い小鳥が、駐車場の車の間を結構な速さで駆け抜けていった。

雑誌では見たことはあったが、ルーフテントを使っている車を初めてみた。

2、3台はいただろうか。

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