黒石で作戦会議
黒石に戻り、作戦会議をすることにした。
前回訪れた時にお財布を落とした懐かしのマックへ。
近くでまだ行ったことのない良さげな温泉を検索したが見つけることができず、お決まりではあるものの、矢立峠の矢立ハイツへ行くことにした。
毎回冬に来る度に氷柱があるが、今回も人の背丈ほどの長い氷柱があった。
ここは1人360円でナトリウム・カルシウム塩化物泉が楽しめる。
鉄の香り漂う茶褐色の湯は源泉掛け流し。
平日の昼間とあって女風呂は見事なまでに完全なる貸切状態。
男風呂も空いていて、露天は貸切状態で寛ぐことができた。
雪のチラチラ舞う中での雪見風呂を誰に気兼ねすることなく楽しむことができるとは、なんという贅沢なのだろうか。
聞こえてくるのは湯口からボコボコと勢いよく流れ込む湯の音のみ。
丁度日暮れどきで、露天に入っている途中に灯りが灯った。
途中で1羽の小鳥が飛んできて、チュンと短く鳴いて、またすぐにどこかへ飛んでいった。
湯から上がると薄暗くなっていて、氷点下6度。
濡れたタオルを振り回してみると、見事に凍った。
青森の夜
この晩は、翌朝向かう酸ヶ湯への通り道である青森まで出て、海鮮を食べようということになった。
久しぶりに街中のビジネスホテルに宿を取って、海鮮居酒屋に行ってみることにした。
道中でネット予約をしたのは、青森駅前にあるホテルマイステイズ。
2人1室税込で6千円弱だったのだが、ネットによる口コミが良かったのでそこに決めた。
時間節約のために高速に乗ったが、青森の先が吹雪で通行止めになっていて、その影響で5kmの渋滞ができていた。
迂回したものの、結局ホテルに到着したのは19時半。
駅前には雪が積もっていて、車も混み合い、歩いている人もいた。
駐車場は提携のところが3箇所あったのだが、この日は雪のため、立体駐車場1つしか使えないとのこと。
駐車場は別料金が必要で、雪道を歩くこと5分ちょっとと少し遠かったが、高さが2.1mまでOKだったのでディフェンダーでも大丈夫で、屋根付きだったので雪に埋もれることもなく、結果的に良かったと思う。
このホテル、駅前なので立地も良く、部屋も備品も綺麗だった。
部屋は狭く8畳くらいで、たまたまだとは思うが天井に大きな針が出ていたために圧迫感を感じたのだが、ビジネスホテル特有の籠ったような嫌な匂いや暗い雰囲気が全くなかった。
実際に泊まってみるとベットも枕も良くて寝心地が良く、静かでぐっすり眠ることができた。
たまに地方都市で飲みに行くために旅の途中でこうやってビジネスホテルに泊まったりもするし、
最近仕事で国内出張が増え、ビジネスホテルに泊まる機会が増えたのだが、
今まで泊まったビジネスホテルの中で一番良かった気がする。
と、、、話は前後してしまったが、チェックインを済ませて街に繰り出した。
思いの外時間が遅くなってしまったし、何より雪の降る夜の雪道を長々と歩くのも嫌だったので、ホテルの並びの数軒隣にある居酒屋に入ってみることにした。
三代目網元という、どこかで見たようなお店だったのだが、青森産の食材を使ったメニューや地酒なども扱っていたし、何より探し回るのが嫌だったためそこに決めた。
入ってみると、生中やレモンサワー、ミズナラのハイボールなどを含めた飲み放題があってお得だった。
食事も、フレッシュでクリーミーな白子ポン酢、青森ニンニクの丸揚げ、油の乗りまくった地元産の鯖を使ったシメ鯖、同じ東北宮城からお越しのフレッシュな生牡蠣など、どれも美味しかった。
写真は撮り忘れてしまったが、締めの南蛮味噌茶漬けも美味しかった。
お値段は東京の飲み屋と同じくらいの価格帯だった。
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