台風被害
2019年9月8日
関東を直撃した台風15号。
雨はそれほどでもなかったが、東京は強烈な風に襲われた。
これはこの台風で初めて気づいたのだが、我が家の周りは道やら川やらで少し開けていて、特に物置の置いてあった場所は車寄せのため家がなく、
いわば風の通り道になっていたようで、、、
真夜中の午前3時に物置が崩壊した。
この日は夕方の5時すぎに、思いつきでたまたま妹が泊まりに来ていた。
しかも義弟の都合により、自分たちの車ではなく、これまたたまたま実家の車のディスカバリーで。
そんな日の夜中の3時に、たまたま妹がトイレに起きたことによって我々も目が覚めた。
外では物凄い風が吹き荒れていて、
バイクのカバーが外れていないか心配になって見に行ってみると、
なんと、物置が横に倒れ、物置の前に停めてあったディスカバリーに寄りかかる形で止まっていた。
これはまずい、何とかしなければ‼️
部屋に戻ってこどらに状況を説明しているうちに
ガシャーン‼️
という嫌な音が鳴り響き、妹も寝ていた客間から飛び出してきた。
慌てて3人で外に出てみると、今度は物置の外壁と屋根が繋がったまま潰されて、強風に煽られて我が家の外壁に打ち付けられていた。
ディスカバリーとバイク、エアコンの室外機があったおかげで、それ以上は飛ばされずにいたが、縦に立った状態だったため、次の突風が来たら大惨事になる。
とりあえず風の抵抗を受けないように、3人で瓦礫と化した元物置を地面に倒した。
ディスカバリーで上から踏めばこれ以上は飛ばされないから応急処置になると考えたのだが、
3人の力だけでは、元物置を地面に倒して風に煽られないよう、瓦礫の上に乗って押さえることで精一杯だった。
119番で助けを求めたが、各地で被害が出ていて、どのくらいで着けるかわからないという。
とにかく救急隊の到着を待つしかない。
こどらと妹に瓦礫の上に乗って押さえておいて貰い、一人で物置の中身をガレージに避難させた。
雨は豪雨とは言わずとも土砂降りには違いなく、メガネを伝って流れ落ちる雨が滝のようになって視界が悪い。
服はびしょ濡れで寒かった。
時折吹く突風に身を屈めながら運び出し作業を繰り返し、どれくらい待っただろうか。
ついに救急隊が駆けつけてくれて、瓦礫をずらして無事にディスカバリーで踏むことが出来た。
嵐の去った翌朝の状態がこれ↓だ。
夜の間にとりあえずガレージに突っ込んだ小物はこんな状態↓。
全てびしょ濡れだった。
外壁には傷がついた。
偶然巻き込まれたが、大活躍してくれた実家のディスカバリーにも傷がついた。
瓦礫の処理
翌朝は会社を休んだ。
物置の中にあった小物たちは、一旦取り出して天日で干してからガレージに入れ直したが、問題は瓦礫だ。
車には乗らないため、取りに来て貰おうとしたのだが、回収は9月30日になるという。
流石に3週間もこのままにしておくわけにもいかないし、
レンタカー屋に電話を掛けまくり、何とか2tトラックを探し出してゴミ処理場へ持ち込むことに成功した。
全てを片付け終わり、レンタカーを返したのは夕方の5時過ぎだった。
物置被害には火災保険がきくというから一安心。
よく考えたらこの物置、、、
元々キットで買ってDIYで備え付けたもので、最終的な補強をすることをすっかり失念していたのだった。
今度は施工もプロに頼もうと思っている。
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