猛暑の最近、今のシーズンの車中泊は難しい。
8月最初の土曜日は、お昼ご飯を食べてから、午後の3時前に東名に乗った。
温泉に入って、新鮮な海鮮を食べに行く。
海鮮は、我々がよく行く三島の回転寿司に行くことにして、温泉はあまり行ったことのない西伊豆に行ってみることにした。
この日の東名は入ってすぐに事故で渋滞していた。
反対車線は定番の渋滞時刻で、長い車の列が伸びていた。
御殿場からは新東名に入り、沼津から伊豆横断道路を走る。
抜けるとすぐに海に出た。
山道は緑が鮮やかで木漏れ日が眩しい。
気温が下がればオープンにも出来るのだが、高いとはいえ海沿いの道で、風は生暖かかった。
夕方前に戸田の道の駅に着いた。
この日の温泉は、この新しい道の駅の中にある、壱の湯という源泉掛け流しの温泉だ。
入浴料500円の硫酸塩泉。
施設は新しくて綺麗だが、小さい。
場所と季節がら海水浴帰りの家族連れで混んでいた。
脱衣所の床は砂でジャリジャリで、浴室は小さな子供を連れた大家族で一杯だった。
湯には特徴はなく、至って普通。
無臭、透明にして、熱くもなければぬるくもなかった。
流石に湯上りの肌はスベスベにはなったが、オール3と言った評価だった。
戸田の町には何もなく、漁港に釣り糸を垂れる釣り客がいるだけだった。
陽が傾き始めていて、ヒグラシが鳴いていた。
海の水は透明というわけでもなかったが、青い熱帯魚のような、綺麗で小さな魚が泳いでいた。
西伊豆は夕陽の名所だ。
煌めきの丘という展望スペースがあったので寄ってみた。
この日は富士山が雲に隠れていて見えなかったが、沈みかけた夕陽の筋が海面をキラキラと照らしていた。
土曜日の夕食時刻というと、三島の流れ鮨はいつも混雑している。
19時を過ぎてしまったため、相当な時間待つことになるだろうと覚悟して行ったのだが、空いていて、5分くらいで席に通された。
暑過ぎて海鮮人気も落ちているのかもしれない。
この流れ鮨、何を食べても間違えないし、ネタが大きい。
この日は、本日のオススメのシマアジが、特にトロトロで美味しかった。
食事の後、帰路についたが渋滞もなく、スイスイと進んで21時半には自宅に戻った。
夕方前に出るドライブもなかなか良いものだ。
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