3月にシンガポールから帰国した我々、1年数ヶ月ぶりに中央道に乗って、長野に住むこどら両親宅へ出掛けた。
目の前の車窓に山の景色が広がり、高速の上とはいえ、木々の香りのする自然の空気に触れて癒された。
やっぱり我々の生活はこうでなくちゃ話にならない。
久しぶりの車での遠出にもワクワクした。
八王子JCTを過ぎ、談合坂の手前に差し掛かると、急に耳がキーンと鳴った。
隣を見るとこどらも耳を気にしながら、
「なんか飛行機に乗った時みたいに耳が痛いんだけど」
と言う。
あれ?これってもしかして、談合坂って標高が高いのか???
助手席のこどらがネットで調べると、談合坂の標高は340mから400mくらいのようだった。
低くはないが高くもない。
ん?待てよ?
シンガポールなんて標高0みたいなもの(ネット情報によると5mらしい)だし、
住んでいた家は30階以上の高層階だったが、それにしたってせいぜい150mくらいのものだろう。
そう考えると半分以下の高さだ。
新型コロナのせいで一年以上シンガポールから出ることが出来なかった我が家。
ずっと標高の低いところで暮らしていたから、談合坂付近の上り道にすら気圧の変化を感じたようだ。
一泊して長野から東京へ帰る道でも、一宮御坂辺りで耳がキーンと痛くなった。
日本へ帰国する便が着陸するときに、こどらがひどい耳鳴りでずっと耳を抑えていたのも、標高の低いところに長期間いたせいかもしれない。
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