ベンツS63LとG350に試乗してきた

車一般

縁あって、S63LとG350の試乗に行った。

さすがメルセデスのフラッグシップだけあって立派だ。

この車にはAMGパフォーマンスパッケージのオプションが付いており、ハンドルには一部アルカンターラが使われている。

車両の設定は全てモニターを通して行うがシートにマッサージ機能までついている。

カーブでは、体の傾く方のシートが自動で出てきて支えてくれる。

室内照明も色が選べた。

5.5LのV8ツインターボは585馬力、トルクは90kg以上ある。5m以上の巨体があっという間に加速していく。

車体が重いのか安定しすぎているのか、どこに飛んでいくのかわからないような危うさはまったく無く、むしろ気付かないくらいに静かだ。

その点、以前試乗したフェラーリの458やF12のほうが、少しアクセルを踏むだけで狂ったような加速を感じられた。

さて次はGクラス。3LのV6ディーゼルのG350である。

室内はそこそこ豪華だけれど、先ほどのSクラスと比べると、全てがこじんまりとまとまっている感じだった。

ドアの鍵がガシャンとすごい音を立てて閉まる。

乗り味はディフェンダーに比べるとだいぶ柔らかい。

ディフェンダーとディスカバリー4の中間ぐらいか。

フレームに前後リジッドサスという共通点からか全体的にはディフェンダーと似たような感じであったが、室内が狭いせいか、小さい車に乗っているような感がした。

さすがに3Lターボはディフェンダーよりもパワフルだけれど、オートマが少しだるく感じた。

ディーラーの方々もディフェンダーに興味津々で、覗き込んだりして観察していた。

なかなか貴重な機会だったけれど、結論は(増車して)S63Lはすごく欲しい!

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