2018秋の北海道オープンカーの旅 14 洞爺湖

2018秋の北海道オープンカーの旅

2018.9.20 朝5時過ぎに起床。

夜明けと共に目が覚めた。

柔らかい光が湖面を照らしていた。

洞爺湖の水は透明で、岸辺の木々が映り込んで緑色に見えるのだが、朝陽で淡い桃色がさしていた。

明け方には近所で牛が鳴いていた。

夜から朝にかけて、たまにパンという破裂音がするのだが、熊除けなのだろうか。

前日の増毛のキャンプ場でも同じ音が聞こえていた。

気温は夜中に12度まで下がり、夜が明けてもしばらくは上がらなかった。

テントの中は意外と暖かく、寝袋のおかげでヌクヌク眠れた。

北海道での通常のキャンプシーズンはそろそろ終わりだろうか。

テントの外は寒かった。

ナイフと薪を使って鉈代わりにして薪を割り、火をおこして暖を取った。

7時から開いている温泉街のホテルで朝風呂に入った。

ホテルにはさすがにアジア人観光客の団体がいたが、お風呂は空いてはいた。

昨晩寝る前に鍋なども洗い、既にある程度片付けていたから、朝御飯はセイコーマートで買い込んで湖畔で食べた。

晴天で、気がつくと18度まで気温が上がっていた。

昨日道の駅で買ったプチトマトが、フルーツのように甘くて美味しかった。

トマトを食べて目を見張ったのは初めての体験で、人生一だったかもしれない。

猛暑は辛いが果実やトマトは甘くなる。

食後にはコーヒーを沸かして飲んだ。

湖面から鳥が一斉に飛び立つ姿を見た。圧巻だった。

その他には風もなく、揺れない湖面はまるで鏡のように空を映していた。

二人用テントの中はこんな感じだ。

ゆっくりしてから片付けを済ませ、キャンプ場を出たのは11時過ぎだった。

気温は20度に上がっていた。

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