雪と氷の道ドライブ
2017年1月15日。
朝は遅めに8時半に起床した。
気温は氷点下1度、晴れ。
コンビニで朝ごはん買い込み帰路についた。
この日の朝風呂は、途中の長岡にある川口温泉に立ち寄ることにした。
360度白銀の世界に陽が眩しく射していた。
山間部はわからないが、日本海側の新潟は、そこまで雪深くはなかった。
日本海東北道はまるでボブスレーのような状態。
川は一部凍結して翡翠色に変わっていた。
この翡翠色の水は時折寒い地域で見掛けるのだが、とても綺麗だ。
途中、事故による通行止めがあったため、一回降りて下道を行く。
街中も真っ白で陽の光が眩しく反射していた。
高速に乗り直すと、通行止めだったせいか誰も走っておらず、快適に走れた。
気温は1度に上昇し、ここでようやく凍ってしまっていたウォッシャー液が出た。
新潟市中央から北陸道へ。
交通量が増え、下が除雪の後のガタガタ道だったから、気をつけないとハンドルを取られる。
また12km先で事故が発生していた。
三条市では地面の雪が溶けていて、速度を回復して走ることが出来た。
雪国名物の除雪渋滞にも遭遇した。
反対車線も。
長岡からはまたボブスレー道路になり、越後川口のトンネルを抜けた途端に、急に雪が深くなった。
雪の壁が高くて、合流の車が見えなくなっていたのは危なかった。
えちご川口温泉
高速を降りて10分くらいで目当ての川口温泉に到着。
ここは高台に建つ温泉施設で、隣にはホテルもあった。
風はなく陽が射しているためそこまで寒くはないのだが、ツルツル滑る足元に気をつけて歩く必要があった。
とはいえ我々、度々雪国を訪れているため、雪道には大分慣れてきて、普通に小走り出来るくらいの技術は身につけている。
川口温泉の入浴料は1人700円。
プールがあるため普通ならあまり選ばないのだが、冬季はやっていないので行ってみた。
源泉掛け流しの露天は茶色い湯で、石油系の匂いがする。
越後湯沢のゆきささの湯と似たような泉質の気がする。
雪のため温度が低くなっているそうだが、元を知らないため普通に思えた。
内湯は半透明に薄まっていた。
すいていてゆっくりすることができた。
見晴らしが良いはずなのだが、この日は雪の壁で遮られていて景色は見えなかった。
露天で寛いでいると舞っていた雪の量が増え始め、気づいたら頭に乗せていたタオルに雪が積もっていた。
雪見風呂は最高だ。
頭は冷んやり、体はポカポカで、いつまでも入っていたくなる。
お昼は眺望の開けた施設内の食堂で。
津南豚の生姜焼きを頼んでみた。
炭火みたいな香ばしさで美味しかったが、ついこの間むらやまの道の駅で食べたような驚きの柔らかさは流石になかった。
タレカツ丼のタレはうどん出汁のような透明な色だった。
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