2017年大寒波の山形 肘折へ 1 出発と雪国装備

2017大寒波の山形 肘折へ

出発

2017年1月13日。

大寒波で大雪と言われたら、つい行きたくなってしまうのが我々の習性。

暮らしている人にとったら大変だろうから不謹慎なのかもしれないが、観光業的には雪で誰も来なくなるとそれはそれで困るだろうからお許し頂きたい。

山形の肘折では積雪量2m44cmだという。

調べてみたら良い温泉地らしいから、これはいかない手はない。

金曜に残業もそこそこに切り上げて、22時20分に出発した。

東京の気温は3度、快晴。

満月に近づいて左下が少し欠けた月が、澄んだ空に浮かんでいた。

首都高を抜けて東北道へ向かう。

冷えた空気の中に映える夜景が綺麗に見えた。

左側合流はいつになっても微妙に怖い。

その晩は栃木の矢坂北PAで車中泊。

夜中の1時になっていた。

車中泊の朝

2017年1月14日。

翌朝は6時半に起床。

気温は氷点下2度。

晴れ間はあるが、細かな粉雪が舞い、地面に積もり始めていた。

出発してすぐに、女性が車をスリップさせ、ガードレールにぶつけているところに遭遇した。

事故の瞬間は目撃してないが、数分前に起きたという感じ。

車から外に出て発煙筒を準備している様子だったため、怪我はなさそうだった。

その車は後ろだけがスタッドレスだった。

那須高原SAで朝定食を食べた。

豚汁定食と目玉焼き定食。

レストランに入ったのでフードコートより高めだったのだが、美味しかった。

ここの売店で売っている 頑固おやじの牛乳 も、甘くて美味しかった。

東北道は速度規制がかかっていたが、雪は積もっていなかった。

安達太良SAではウルトラマンの目が光っていた。

雪雲の中では、太陽の光が朧げに光っていた。

雪国装備

宮城に入り、仙台手前の村田JCTから山形自動車道へ入り、しばらくすると吹雪いてきた。

氷点下6度まで気温が下がり、山形に入ったところでウォッシャー液が凍ってしまった。

前の週に洗剤を多目に入れておいたのだが、足りなかったのか、液の少ない途中の管のところで凍結したようだ。

軽油は寒冷地用のものを入れたから問題ないが、ウォッシャーを買って濃度を上げる必要がある。

解氷スプレーを使ったが溶けなかった。

ワイパーにかけておくと視界が良くなり有効だ。

山形北からは下道を行く。

13号を北上する。

山形は雪に覆われて真っ白だった。

フロントガラスに雪が降り積もって固まると、ワイパーも効かずに視界が悪くなる。

度々降りては、ワイパーについて固まってしまった氷を落とした。

ワイパーも雪用のものに変えておくべきだった。

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