自分自身は、短・長期出張で何度も訪れているシンガポールだが、こどらにとってはほぼ初めての街歩き。
バクテーブランチの後はシンガポールリバーサイドを散策した。
この辺りは中心地で、近代的な高速ビルと熱帯の大きな樹が共存している。
川沿いにはアジア文明博物館があり、欧米の観光客の姿が目立つ。
周りにはホーチミンの像があったり、広場には椅子が置かれ、巨大な球体のモニュメントもある。
広場の向こうにはビクトリアシアターという劇場が見える。
最も古い部分は1862年に建てられた、歴史ある建物だ。
アンダーソンブリッジを渡ると、有名なマリーナベイサンズが近づいてくる。
シンガポールは熱帯で、午前11時の赤熱の太陽がほぼ真上から照り付けてくる。
今の時期は雲が多いイメージなのだが、晴れ女のこどらのテンションの高さのせいか、珍しいくらいの快晴だった。
ほとんど日陰のない大通りを渡るとマーライオンのある広場だ。
狭い階段で年配日本人女性の団体客とすれ違ったが、我々が道を譲って待っていると「すみません」と声をかけて通っていく。
海外に来ると、欧米人や日本人の行儀の良さが気持ち良く感じる。
広場に降りるとまずはミニマーライオンと遭遇。
脇を抜けると目当てのマーライオンがマリーナベイサンズと向かい合って鎮座している。
人集りをかき分けて進むと、マーライオンを前方から眺めることができる。
世界三大がっかりの一つとして有名なマーライオンだが、確かに像そのものはさして大きくはないものの、高層ビルを背に鎮座している姿はなかなか見応えがあると思うのは我々だけだろうか。
川の向こうのマリーナベイサンズも、逆光ながら良く見渡せる。
人混みと日射しの強さに押され、新型コロナの懸念もあるため早々に広場を離れて日陰へ避難し、作戦会議。
こどらはシンガポールに来たら、まずマーライオンとスーパーツリーグローブが見たかったようなので、ガーデンズバイザベイまで地下鉄で移動することにした。
ラッフルズプレース駅から乗り、隣のマリーナベイ駅で乗り換えて、また一駅乗ってベイフロント駅で降りる。
人の住むエリアの地下鉄はいつ乗っても混んでいて座れないが、観光地付近の地下鉄は空いているのが嬉しい。
シンガポールの地下鉄では飲食が禁止されていて、ペットボトルのお茶や飴でも罰金の対象になるようなので注意が必要だ。
コメント