2018秋の北海道オープンカーの旅 21 帰路とまとめ

2018秋の北海道オープンカーの旅

帰路

2018.9.22

朝6時起床。外は生憎の雨だった。

起き抜けに三種類目の浴室に行った。

朝食は会場でバイキング形式。

和食のレパートリーが豊富だった。

岩手らしい冷麺や、名物と書かれたカレー、美味しそうなフレンチトーストなどを取ってきて、

「欲張ったら炭水化物だらけになった~」

と後悔していたこどらのお盆がこんな感じだった。

函館でフェリーを待ちながらバタバタと宿を予約したため、行きたいと思っていた浄土ヶ浜は、位置的に既に通り過ぎていた。

おまけに結構な雨が降っていから、岩手はまた改めて岩手旅を企画することにして、一路東京へ向かうことにした。

預けていたディフェンダーも引き取りに行かねばならないし、久しぶりに車中泊の旅もしたい。

今から帰ればまだ今回の休みは2日残っていた。

チェックアウトを済ませると、係りの人が車を持って来てくれた。

下道で国道4号を平泉まで行くことにした。

日本一長い国道で、いつか日本橋からスタートする4号の旅をしたいと思っていることもあって、興味を惹かれたのだが、、、

混んでいたし、すっかり時間がかかってしまった。

道すがら猊鼻渓の看板を見かけ、急遽寄ったものの、前日からの雨で濁流になっていて、増水しているし船も出ていなかった。

やはり岩手旅の際に出直すことにした。

平泉の道の駅で、地酒、野菜、ブタ肉、卵を買い込み、一関から東北道へ。

22度だった気温は、晴れ間が広がるにつれて24度まで上がった。

秋の空は高くて、うろこ雲が広がっていた。

菅生PAで遅めのランチに牛タン定食を食べた。

外に出ると、イチゴ農家がいちごを凍らせてスライスしたいち氷を売っていた。

手作りイチゴジャムと練乳をかけて。

酸味と甘みが丁度よく、爽やかで美味しかった。

やけに暑いと思ったら、気温は29度まで上昇していた。

風や雲は秋の気配だが、陽射しだけは真夏のものだった。

埼玉付近で夕焼けに染まる空を見たが、北海道の夕陽の紅さは格別に綺麗なのだと改めて感じた。

北海道オープンカー旅の感想

北海道オープンカー旅をしてみた感想を纏めてみる。

良かったことは、いつかしてみたかった希望が叶ったこと。

北海道のオープンカードライブは想像を裏切らず、最高に気持ちよかったし、

早い時間に街にたどり着くため、食事には恵まれた気がする。

悪かったことは、何しろお金がかかる。

ホテル手配は面倒で時間的制約があるし、

ディフェンダーの車中泊は安心感があり落ち着くため、

宿を転々とするのはとても疲れる。

時間までに街にたどり着く必要があるため、良い温泉が選べないのも大きなデメリット。

夜中や明け方のドライブが出来ないのも物足りなかった。

道の駅にもあまり寄らなかったせいか、自分たちにお土産を買えずに帰ってきてしまった。

今回新たな試みで、長旅中にキャンプをしてみたのだが、テントを張るのは長旅中には面倒で、熊など安全面にも心配がある。

キャンプ場は沢山あれど近くに良いスーパーがあるとは限らない。

カレーやバーベキューを作る気ならいいが、北海道ならではの新鮮な魚介を炭で焼くような憧れのキャンプをするには、場所を事前に調べて選ばねば出来ないこともわかった。

我々にはやはり、ディフェンダー車中泊の旅が合っている気がする。

たまにキャンプ場でバーベキューもしたいが、寝るのは車中が一番落ちつく。

ディフェンダーは言ってみれば移動する我が家で相棒だからだ。

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